思春期まる子 ~さくらももこ「漫画版ひとりずもう」上

ひとりずもう
838円か…高いな、と最初は思ったけど、ハードカバーでこの値段ならまだ安いかなと思い直して買った。
大判のコミックスなら薄くても千円近くするものもあるしなぁ。


「ちびまる子ちゃん」の単行本に同時収録されていた、「さくらももこのほのぼの劇場」が大好きだった。
まる子の方はフィクションとして楽しく読んでいたけど、ほのぼの劇場の方はもっと自分に近付けて読んでいた気がする。
あれを描いていた時の作者はもう大人だったのに、子どもの私が「私の気持ちと同じことが描いてある」と思えたというのは、結構すごいことだなと思う。


そんなほのぼの劇場と同じ匂いのする本作品は、「まる子の青春!!」と帯にあるように、小5から高2までの作者の青春時代を描いた漫画である。
下巻では高3~短大(?)~上京ぐらいまで行くのかな?

エッセイ版「ひとりずもう」(未読)を漫画化したものらしいので、作者の願望が投影されていたという友蔵おじいちゃんは残念ながら登場しない。残念だ。
でも、実在の人物であるはまじはちらっと出てくるので嬉しい。


性教育におののいたり、男子が急に気持ち悪く思えたり、親に冷たい態度を取ったり、一目惚れをしたりと、思春期街道まっしぐらのももこちゃん。
まる子も成長していくんだな…と感慨を覚える。
でも、時々「まる子」らしさが顔を出したりして、ホッとする。(例・夏休みの部活を知らずに全サボり、等)

たまちゃんと友情がずっと続いてて、いいなぁ。
友達どうしにも相思相愛ってあるんだなー。


「ちびまる子ちゃん」のアニメが始まった頃、ちょうど私はまるちゃんと同年代の小3あたりだったと記憶している。
いまだに続いているというのが脅威でもあるし、月日の経つのは早いものだとも思う。


そして、相変わらず父ヒロシはいいな。
娘に拒否されて一緒にお風呂に入れなくなって、一人寂しく歌う姿にきゅんときた。


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ちびまる子
Excerpt: バラエティー番組付きドラマ「全部ちびまるこちゃん」
Weblog: ちびまる子
Tracked: 2007-04-12 16:33