大は小を兼ねますから ~雁須磨子「かよちゃんの荷物」1巻




かよちゃんは荷物が多い、という設定で、「これは私だ」と思った。
私も大概荷物が多い。
それでも今はだいぶ身軽になったと思うが、実家から大学・会社に通っていた頃は毎日カバンが重かった。
何故って、忘れ物をしたからって気軽に戻れるような場所に住んでいなかったからだ。
何しろ最寄りのバス停を通るバスは1時間に1本(しかも多い時で)だったので。

財布・ケータイ等の必須アイテムはもちろん、電車で読む文庫本(たまにハードカバー)、晴雨兼用折り畳み傘、寒くなったときのためにカーディガン、喉が乾いたときのためにペットボトルのお茶、お腹がすいたときのために飴、化粧ポーチもなんだかパンパンだ。
あと、出先で荷物が増えたときのためのサブバッグ(ナイロン製)は欠かせない!コンビニの袋とかを、ずっと提げてるのがイヤだから。
学生時代は、そこに更に勉強道具を入れていたわけで…。

いくらかわいくて一目惚れしたカバンがあっても、小さければよっぽどでないと買わない。
少なくともA4サイズのものが入らなくては。あぁ…こんなカバン談義はどうでもよい。

※ちなみに、友人に言わせると「荷物が重いのはオタクに多い」らしい。い、言われなくともわかってらい!


「かよちゃんの荷物」は、30歳独身女子のかよちゃんの日常をゆる~く描いた漫画。
何故か知らないが無職だったり、急に就職決まったり、太ったりやせたり、合コンで落ち込んだり、生まれて初めての洋服作りによりによって「コート」を選んだり。
女友達の目線で「しょーがないなーも~」と思いつつ、どうしても他人とは思えないのはやっぱり「荷物が多い」という共通項ゆえか。

だから、幸せになって欲しいっす、かよちゃん。
いやマジで。店長といい感じになってくれたらいいな。


あと、かよちゃんは外に出るときはちゃんとおしゃれしてるんだけど、どこかにちょっと野暮ったさがある。
でもかよちゃんはかわいい。
そうか、野暮ったさ=かわいさなのだ。

特別付録で「着せ替えかよちゃん」という口絵がついているのだが、その中の
「ドット柄のポロシャツ+膝下丈のスカート+ハイソックスWITHネギの飛び出た買い物袋」
といういでたちが、もうあまりにも野暮ったくてあまりにもかわいいよ。


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