一条ゆかり「プライド」4~7巻を読んだ。

プライド

巻数が中途半端なのは気にしないでください…。
1年以上前に1~3巻を読んで、こないだその続きをようやく借りるというヘンな読み方をしました。
もっと早く読みたかったとも思うけど、あるいはこうやってまとめ読みした方がよかったのかも。
1冊ずつ悠長に読んでいては、続きが気になってやきもきしてしまいそうだし。


「りぼん」とかを読んでいたチビッコの頃は、一条ゆかりの漫画は正直、苦手だった。
大人っぽい絵柄(見開いた目がコワイ)に大人っぽい題材(女優を目指す女の子が、大女優にいびられまくっていた)で、当時の私には早かったらしく、姫ちゃんやチャチャばかり読んでいた。
今となっては、一条ゆかり大好きだ。


人物の表情がすごく魅力的だと思う。
どことなく歪んだ、不安定な表情なのだけど、それが返ってものすごくいいです。そそられます。
もしこれが完璧に左右対称の整った絵だったとしたら、こんなに魅力を感じたかなぁと思う。


演奏・歌唱シーンも素晴らしいです。
ページから音楽が聞こえてきそう。
特にルディの歌声を本気で聴きたくてたまらない。
のだめを読んだときもだけど、音楽を題材にした漫画のキモはやっぱりここだなと思った。


あと、一番すごいなぁと思うのが、これ三人称で描かれてるんだよなぁ。
視点が瞬時に切り替わったり、時には一つの同じコマで複数の人物の心理描写がされていたりするのに、全くややこしくなくスムーズに読めるというのは、ほんとにすごい。
その分、話の密度も濃くなるから、少ないページでも読みごたえがめちゃくちゃあって、満足感が違う。


最初は蘭ちゃんがかわいいなーと思って見てたんだけど、だんだんと史緒のフィアンセ・神野さんによろめいてきてしまった…。
眼鏡を外した風呂上がり姿にやられてしまいました。
しかも意外とかわいい一面もあるし(史緒さんがキス初めてだったと知って喜んだりとか)、は~あ、よろめくよ~。
心情的には蘭ちゃんの恋も実らせてあげたいんですが…。


高みを目指す彼らの行方から目が離せません。
8巻、早く出て。


この記事へのコメント


この記事へのトラックバック