映画「しゃべれどもしゃべれども」を観た。

すごく久しぶりの映画鑑賞。
今週で公開が終わってしまうので、慌てて仕事帰りに観に行った。
※普通にネタバレあります。


古典にこだわり、いまひとつ開花できずにいる落語家と、人と話すのが苦手な美女と、関西弁をからかわれている小学生男子と、解説が下手くそな元野球選手のお話。
なりゆきで落語教室を開くことになった落語家のもとに、他の3人が集う。


まず、この映画のテーマ(だと私が思ったの)は、松重豊演じる元野球選手が言った、「好きなことから逃げるな」ということだ。
国分太一演じる落語家・三つ葉は、古典落語が好きだから、古典にこだわっている。
お客さんに帰られたり、師匠に「全然ダメ」みたいなことを言われても、しゃべることをやめない。
あきらめるのは簡単だけど、落語が好きだから、とりわけ師匠の落語が大好きだから、「やめる」という選択肢は存在しないのだ。
好きという気持ちって、万物の根源だなぁと思った。始まりはそこからなんだ。


三つ葉と、香里奈演じる美女・トカワとの、一昔前のラブコメ漫画のような意地の張り合いがよかった。
ラストの「俺んち来るか」発言は「早!」と思ったけど、まあ許容範囲。
2人とも子どもじゃないですからね。


ご近所との何気ない挨拶などが自然に描かれているのも、いいなぁと思った。
こんな下町風景、今でもあるのかな。


ジャニーズタレントって、何気に芸達者な人が多い気がする。
国分太一の着物姿は垂涎ものだった。似合わないとか言われてたけど、似合ってるよ。(伊東四郎の着物姿も良い)
一門会のときの落語シーンはとにかく圧巻だった。
本当に面白かったもん。
プロの人の落語を見たことないからわかんないけど、鶴瓶師匠もどこかでホメてたから、結構いい線いってるんだと思う。


小学生マサル役の子(名前わかんない)の「まんじゅうこわい」も、すごい面白かった。
子ども離れしてるな~。
彼が出てくる場面では、よく笑いが起こっていました。


香里奈も松重さんもよかったし、三つ葉のおばあちゃん役をやっていた八千草薫の、上品かつ気風の良い演技はとても素敵だった。それにすごく可愛らしかったし。


いささか古臭い言い回しではありますが、「ハートウォーミング」という言葉がぴったりくる作品でした。
ええ話やったー。



あと観たい映画は、「キサラギ」と「舞妓Haaaan!!!」と、「憑神」も少し興味あり、それから大本命の「アヒルと鴨のコインロッカー」…って、見事に邦画ばっかりだ…。


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