めでたい! ~緑川ゆき「夏目友人帳」4巻

0807

初の3巻越え、おめでとうございま~~す!!


漫画家という仕事に本当に真摯に取り組んでいらっしゃるお人柄が、柱コメントやあとがきからにじみ出ています。
心から応援していきたいと思える漫画家さんです。


まあそれはさておき、表紙の絵が毎度同じような雰囲気なので、本屋で見ると一瞬新刊なのかどうか迷ってしまう…。
4巻も相変わらずのクオリティが保たれております。
出てくる妖怪の、気味悪くてちょっとユーモラスな感じがとても好みで気にいっている。


ニャンコ先生もやっぱり可愛い。みかんを頭に乗せて、「むいてくれ」と夏目に言ってる姿がたまらんキュートさだった。
元の姿に戻ったときの神々しさも好き。


雪兎に乗り移った妖・玄の話は切なかった。
塔子さんが作ってくれた普通の雪兎に玄が寄り添って眠って、その雪兎が翌朝には溶けてしまうところが…もうダメだった。
それにしても塔子さん…「一匹だとかわいそうだから」ってナチュラルにもう一匹雪兎を作ってあげるなんて、なんて少女な人なんだ。
こんな人がお義母さんだと、優しくされることに慣れてない夏目はどうしたらいいかわかんなくなっちゃいそうだな。


妖力の宿った絵の話。
目が覚めると枕もとに花が降っている、というシチュエーションが素敵。
天井裏から腕が伸びて、その手が花を降らすシーンはすんごい怖いけど、すんごいゾクゾクした。
ラストはよかった…。ほんとに、よかった…。


子狐の妖怪に、「ありがとう」と言うところの夏目の表情がアヤカシめいていて好きだった。
夏目の顔ってわりと微妙な感じの造作で、美形なのかそうでないのかよくわからない。(設定としては美形なんだろうけれど)
でも、時折ハッとする表情で描かれていたりして、そういう時は見惚れてしまう。
そこは作者さんの画力の問題でもあるとは思うのだけど。
かといってあんまり上手くなられても、この味がなくなっちゃったらイヤだな。


ふと思ったけど、夏目とニャンコ先生って、うしおととら的な関係性ですよね。
やっぱりいつかは、ニャンコ先生ともお別れするのかな…。
ずっと一緒にいるって展開でも、一向にかまわないんですが…。
最終回がもしあんな(←うしとら)展開だったら、泣くよ。まじ号泣するよ。


今度のLaLaの付録に、「夏目」のドラマCDが付いてくるらしい。
ほほう…。それはそれは…。
買っ…ちゃおうかなぁ…。たぶん後々出回らないだろうし。
(追記:結局買い損ねた! ちくしょー!)



1~3巻の感想はこちら


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