たった一つのことに打ち込んだ日々 ~寺嶋裕二「ダイヤのA」7巻

0917

1巻以来、久しぶりの沢村と御幸のバッテリー。
試合で組むのは本当に初めてだ。
最近の沢村はクリス先輩にぞっこんだったけど(私も)、ここで改めて御幸のすごさを認めます(私も)。


そういやそうだったね。沢村は御幸に受けてもらいたくて青道へ来たんだった。
なんだか初心に返った感じ。
まだまだプレーは下手くそだけど、少しずつ着実に成長していく沢村に期待が持てる。
偉大な先輩たちの背中を見つめる沢村と降谷に、「ここでエースになるということ」が重く重くのしかかります。


そして、実力が及ばなかったり、ケガや故障のせいだったりで、日の目を見ない沢山の選手たちのこともしっかり描いてくれるのがこの作品。
3年の丹波も、一軍のエースでありながら、いまひとつ調子を出せずに、初登場時からずっと伸び悩んでいる様が描かれていた。
故障からの復帰。最後の夏、クリスとバッテリーを組みたかった気持ち。後半崩れやすいという自分の弱点。絶対誰にもマウンドを譲らないという思い。
本当の意味でのエースになるために、覚悟を決めた。チームメイトたちもそれに応えた。
その矢先でのこの展開。


…ちょっとおおー! ええー!? 何でそんなことにー!
次巻予告を見ても間違いないし。
それなのにとうとう、夏の大会が始まってしまう。
丹波にとって、3年にとって最後の夏が!


あと、なんかかわいい人が新しく出てきた(成宮鳴)。
いやぁ、かわいいですなぁ。投げる球は全然かわいくないですが。
女房役のゴリラ顔の人(雅さん)も、なんか好きになりそうな予感がします。
宮内もわりと好きなのだけど、プロフィールの「好きなもの・カブトムシ」って何だそれ。
強そうだから? 強そうだから?
ああ、宮内も3年なのか!


私も初心に返ろうと思って、1巻からコミックスを読み返してみた。
出立の日、中学時代のチームメイトが「ほんとは栄ちゃんと一緒にもっと野球したかった」って泣く場面で、今さら号泣してしまった私はちょっとお疲れモードなのかもしれません。
やっぱり面白い、ダイヤのA。
青道野球部のたどる軌跡をずっと見ていきたい。


1~4巻の感想はこちら
5巻の感想はこちら
6巻の感想はこちら


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