この足で駈けてゆく ~雪乃紗衣「彩雲国物語」四~六冊目

0930

「想いは遙かなる茶都へ」
「漆黒の月の宴」
「朱にまじわれば紅」
ちゃくちゃくと読み進んでおります。


州牧に任命され、赴任先の茶州へと向かう秀麗ご一行。
ワケありまくりの旅が順調に進むはずもなく、あいつぐ苦難に見舞われる。
でもそこはそれ、そんなことでへこたれるような人たちではないので、ある意味安心して読める…のかも。


うっかり涙腺がゆるんでしまいました。電車内だったので危なかった。
具体的にいうと、春姫と克洵の再会シーン、それから克洵の決意のシーン。
克洵が克洵であり続ける限り、きっと茶家は間違った方向に行ってしまいはしないでしょう。
そして春姫が克洵の傍にいる以上、克洵は自分を見失うことはない。


秀麗は勿論のこと、春姫といい香鈴といい英姫といい、女性陣の強さ、ゆるぎなさ、高潔さには頭が下がります。
こんな女性たちに愛される男は幸せ者だよまったくもう。
存分に尻にしかれるがよい。


義賊「茶州の禿鷹」の二人がまた登場してくれてうれしい。
そうか…翔琳と影月は同い年なのかぁ…うふふふ。背、伸びたのかぁ。
どうして由羅カイリ先生は義賊二人の出てくる場面の挿絵を描いてくれないのかしら!
↑と思ってたら、何冊か先で描いてくれていたので狂喜乱舞しました。(私は挿絵を先に全部見ちゃう派です)
読むのがたーのしみ!


若様はまさかああなるとは…
なんというか、哀しい人だなぁと思った。同情はできないけど。
秀麗の対応が男前でカッコよかった。


「朱にまじわれば紅」は外伝的な短編集で、私のお気に入りの絳攸や胡蝶ねえさんが活躍しているのでホクホクでした。
しきりに饅頭が食べたくなって困っちゃいました。もちろん秀麗のつくった美味しそうなやつに限ります。


王様の恋はいつになったら成就するんだろう。
ライバル多すぎにも程があるだろ。



一~三冊目の感想はこちら


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