最後の一つも、自力で ~雪乃紗衣「彩雲国物語」七~九冊目

1004

「欠けゆく白銀の砂時計」
「心は藍よりも深く」
「光降る碧の大地」


加速度的に面白ーーい!
泣きどおしだった影月編三冊です。


バイトの後まっすぐ帰りたくない気分だったので、オシャレカフェで読書でもしようとオシャレびとを気取ってみた。
そこで「光降る~」を読んだのだけど、まったく間違ったことをしてしまった。
これは人がいる場所で読むもんじゃなかったです。
必死でこらえても涙が出そうになって顔が上げられない! なんか一人で感極ってるあぶない人になってしまい、せっかくオシャレびとを気取ったというのに台なしである。(本当にオシャレな人はわざわざ「オシャレ」なんて口にしないものである)
後半は家で読んだので、誰の目を気にすることもなく泣きましたとも。


読み終わった直後はいろいろ感想が浮かんだけど、今となってはなんだか何も言うことはないような気がします。
ああ、ちゃんとしなきゃ、と思った。
私、自分一人のことすら満足にできていないけど、ちゃんと生きようと思いました。
とりあえずは目下の問題を片づけるぞ。


切開手術のくだりは圧巻の一言。今も思い出すだけで鼻の奥がツンとして目頭が熱くなってくる。
自分にできることを精一杯やりつくす人々。
影月、本当によかった。本当に本当によかった。
明日も無事でいられるなんて誰にも約束できないけど…それでも誰かとの約束を胸に抱いてるからこそ笑って生きていけるんだ。


玖琅はこんな顔をしていたのか! 渋ーい!
飲み比べをする秀麗がかっこいい。
龍蓮の株、ぐぐんと上がった。
絳攸と秀麗。それもアリだなぁいいかもなぁ。この二人のツーショットはニヤニヤする。


巻を重ねるにつれて、どんどん面白くなっていってるのですごい!
どっちかというと、あまりにも人気のある作品は穿った目で見てしまいがちですが、これは人気が出るのも当然すぎるくらい当然だ。
ほんとに面白いもの! 読めて幸せだなぁ。



一~三冊目の感想はこちら
四~六冊目の感想はこちら


この記事へのコメント


この記事へのトラックバック