おお振り感想(アフタヌーン2008年6月号)その1



ヴァムピールが表紙だと、少女漫画誌みたい。


西浦づくし! むっふふ~ん水谷! 弟! 笑顔笑顔笑顔! 水谷(笑)栄口(笑) 「だよなああっ」。


今月のネタバレなしダイジェスト感想でした(笑)。ネタバレしないように気をつけたらこれくらいしか書くことがない。
ネタバレありご注意の感想は以下ずら~~っと続きます↓・チームの目標・続き
前回のラスト、各々の目標を紙に書いてせーので広げた西浦の面々。
県大優勝とか全国大会とか、それぞれ書き方は違うものの(再来年までの一番綿密なプランをあげてるのが栄口ってのが彼らしくていい)、全員に共通してるのは「甲子園に行きたい」ということ。
中でも三橋は「甲子園優勝」、田島は「全国制は」(←やっぱり田島だった!)と、一番大きな目標をあげました。


全国制覇は現実感がなさすぎるという水谷や巣山に、目標はでかいほうがいいじゃん!と反論する田島、1人1人目標は違ってもいいんじゃないかという沖、田島に賛成したいけど活躍できなかった試合のあとだからそう言いだせない西広、なにか違うと思いながら話し合いの軌道修正をできずに焦る花井…。
みんなの意見はなかなかまとまらない。


心情的には私もおっきーと同意見だったりします。

「目標は 1人1人違っても いい気がする……
オレはこの目標
(県大優勝) 自分的には めいっぱい……大きく書いたんだ これがオレのせーいっぱいで……
みんなが それぞれせーいっぱいなら それはこのチームの マックスになるんじゃ ないかな――と……」


でも田島はそれじゃダメだという。
確かに野球は9人でするものだから、陸上とかの個人競技ならまだしも、チームの目指すところがバラバラではここぞというときに一致団結できないかもしれない。
そして同じように「目標は統一すべき」と思っている花井だが、田島の「全国制は」に安易に賛同する気にはなれない。

(問題は オレが この目標をかなり思い切って書いたってことだよ
――くそっ)


花井が思い切って書いた目標「甲子園」の、さらに上をいとも簡単に超えた田島の発言。
田島は本気で「全国制は」を狙っていて、それをチームの目標とすることをこの場で花井に宣言してもらいたかったんだと思う。(花井への「じっ」はきっと期待の視線だ)
でも現時点での花井の意識はそこまでついていけてなくて、もっと言えば他のみんなだってそんなレベルまで考えがいってない。当然といえば当然だろうけど…。


目標を統一するのなら、「甲子園出場以上」にすれば全員一致になるんじゃ? と提案しかけて、「50点目指すのと100点目指すのくらい違うもんな」と考え直す栄口の背後で、モモカンが目を光らせているのがこえーよ!
「自分で気づいたね、合格!」とでも言いたげだ(笑) 


(田島側に つきたい ホントはオレも日本一って書きたかったし…)
そう思う西広。でも、チームに貢献できずに終わってしまった美丞戦で自分の不甲斐無さを痛感したばかりの西広は、そう書くことをためらってしまった。
今も田島に賛同したいけど、負い目のために言い出せない。
全国制覇なんていう大きな発言は、ある意味「田島だからこそ許される」発言で。うー、この感じよくわかる…。


賛同を得られずに業を煮やした田島は、同じく「甲子園優勝」と書いていた三橋に意見を求める。
(三橋が なんかうまくしゃべってくれたら)話し合いが進展するんじゃないか、と期待を込める花井、自分の代わりにしゃべってほしいと思う西広の「思ったとーり 言った方がいーよ!」という後押しを得て、三橋に一同の視線が集中する。
みんな待てるんだね、今日は短気な阿部もいないし(笑)

(オレは このチームでどうなりたいか…って
ずっと 勝って ずっと一緒に 最後まで…って
でも 目標って そういうこと じゃ なかった…かも)
「オレ あんまり か 考えて な くて ご ごめんなさい…」


純粋に希望を書いた三橋は、周りの意見交換を見て結局自分の意見を引っ込めてしまう。
今まで成り行きを黙って見ていた泉が、ここで三橋に助け舟を出す。
自分もあまり考えずに目標を書いてしまったので、明日まで決めるのを待ってほしい、と。結果的に、花井にとっても助け舟だったかな。
泉は多くを語らぬ不言実行の男です。


「高い目標立てるなら それ相応のカクゴもしてください」とみんなに告げるモモカン。
田島に目標を訊かれ、「私は 全部勝ちたいよ」と答える。

「でも 野球するのはあなたたちだからね」
「この2年をどう過ごすのか 明日までよく考えてちょうだい!」


モモカンの言葉を最後に、チームの目標統一は明日まで持ち越されることになりました。


・「そそのかしてわりかった」
こっそり三橋にそうささやく田島。
それぞれ目標を紙に書く前に、「このチームでどうなりたいか書けよ!」と言ったことを指しているのでしょう。
こういう発言を見るにつけ、田島はナチュラルボーンガキ大将だなと思います。
周りのほうから、自然に慕って集まってくるんだろーなー。


・レッツゴー阿部家☆
モモカンとシガポが父母会に参加するため、今日の練習は6時で終わることに。
それを聞いた水谷がハートマークを出しててうれしそう(笑)


終わってから、ふたたび阿部のメールを見て固まっている三橋。
花井に呼びとめられてアワアワなっていたせいで、たまたま近くにいた千代ちゃんにメールの内容が見えてしまう。

「件名:見たら返信
今までのことについてイロイロ話がある」


↑端的すぎます(笑)
とっさに目をそらす千代ちゃんいい子!
でも読めてしまったからにはほっとけないと、三橋にアドバイスをする千代ちゃん。

「三橋君さ 阿部君ちおみまい行ってあげれば?」

「お…み…?」と驚く三橋の形相がすごい面白い…阿部家に行くのがそんなに恐ろしいのか(笑)
「場所わかるよー」と地図を書いてあげる千代ちゃん。土地勘あるから一緒に行くよという栄口と、田島も同行するというので嬉しげな三橋。
ここの見開きページ好きだ。「こりゃ行ってやんなよ」って言ってる栄口・おっきー・花井の3ショット(+背後に水谷)のコマが特に好き。かわいい。


・み~ず~た~に~
サラサラと阿部家の地図を書いた千代ちゃんに対し、「ね なんで阿部ンち知ってんの?」と尋ねる水谷。
「引っ越す前近くだったからだよ」と答える千代ちゃん。
千代ちゃんの後ろ姿を見ながら、自分を納得させる水谷。

(同中だったんだし……
そーゆーことだな…うん!)



!!!


なにこれ! ひぐち先生、公式設定!?
青春が始まるのか!?
思わずアフタを投げ出して転がりたくなりました。もとい、水谷の肩に寄りかかりながら「そうかそうか~気になるのか~水谷~、ふふ~ん?」と冷やかしたい気持ちに駆られました。
何だよもー、これ…連載56回目にしてついにきたよ…
愛しいぜ水谷!


・阿部家到着☆


待ってました! シュンちゃん(阿部弟)、初の本編ご登場!!


思ってたより、すっ すなお~~!!(←元ネタ:ヤサシイワタシ)


川口イーグルスに入ってるシュンちゃんは、同じくボーイズチーム(シニアとはまた違うらしい。よくわかんない)の荒川シーブリームズ出身だった田島に憧れている模様。
目をキラッキラさせてお出迎えです。
阿部兄に聞いて、「田島さんが来る!田島さんが来る!」ってずっと待ってたんだろうなあああ。
「え、兄ちゃんのチームって、荒シーの田島さんいんの? スゲー!」とかいう会話が入学時にあったんだろうか!
かわいい。シュンちゃんめっちゃかわいい。
玄関で三橋と栄口が靴を脱ぐときの「くに」という擬音もかわいい。


シュンちゃんに招き入れられて阿部家にあがると、客間にはふんぞり返る(注・安静中のためですよ)阿部の姿が。
「うっすー」って言ってる栄口の顔が好き。
自然に荷物を置いて座る栄口と田島をよそに、タイミングを逃して立ちっぱなしの三橋…。阿部も「座れ」とか言わないしね。
飲み物を持ってきてくれたシュンちゃんが去り際に「?」マークを出してるのは、「なんでこの人立ちっぱなしなんだろ」って思ってるんだと思う。


「新人戦どーなの?」と聞く田島に対し、「ギリギリ間に合う」と答える阿部。
「2週間じゃあムリじゃねーか?」「オレの友達足首Ⅱ度やった時は 2ヵ月くらい試合出なかったぞ」と口ぐちに言う田島と栄口。
捻挫をちゃんと治さずに長引かせて冬の基礎練に支障をきたすことになれば、本格的なロスになる、と。
田島は言う。美丞戦で捕手と4番の兼任がきつかったのは、前準備がなかったから。だから守備でも打席でも集中することができなかった。

「だから次は 心の準備をしときたいんだ
新人戦と 場合によっちゃ秋大もオレがキャッチャーやっから お前はキッチリ治せ!」


そう言われて複雑そうな阿部の表情。ケガを完全に治すことが一番大事なことだというのは、自分でも重々承知なんだろう。
でも一日も早く試合に出たい。田島じゃなくて、自分がキャッチャーやりたい。
その気持ちも抑えきれずにいる。


・シュンちゃんふたたび
「夕飯の出前 田島さんたち何がいーですか?」と顔を出すシュンちゃん(かわいい)。
「オレはもう帰るよ うち弟1人で待たしてるから」と腰を上げる栄口。
弟、お兄ちゃんの帰りを待ってるんスね! それなのに三橋についてきてくれた栄口はなんていいやつなんだ。
さらに、いまだに立ち続けてた三橋をここで無理やり座らせてくれた栄口、ほんとになんていいやつなんだ!
いとまを告げる栄口に「おつかれっさまです!」とあいさつするシュンちゃん(かわいい)。


「カツ丼と豚カク煮とうなぎ(皿)!」
一人で3個も注文する阿部に驚く三人。
「ケガ治すには栄養がいんだって」という理由を聞いて、田島が思わずフォロー。

「焦っちゃダメだけど オレはお前が早く治るよーに応援してっかんなっ」
「なーことわかってんよ」
「あっそーお? そらしつれーしました」


早く治そうとがんばる阿部の気持ちを慮ったのか、正捕手の席を奪う気はないんだぜ、と言いたかったのか。阿部と田島の会話がなんだかいい。
それを見ながら横でウズウズしているシュンちゃん(かわいい)。
「言ってみよっかな? やっぱダメかな? えーい言っちゃえ!」という感じで、「田島さん 出前くるまでスイング見てもらえませんか?」と頼んでみる。
快く了承した田島とシュンちゃんが中座したため、阿部と二人残される形になった三橋。


やってきました、サシで話し合うチャンス!
ああ本当にシュンちゃんはかわいいなぁ、と微笑みながら感想その2に続きます。


この記事へのコメント

  • みお

    三森様

    うおぉ~!!もうね、未だに転げ回ってます、私(もう寝ろ!)この勢いで「その2」を読みたいと思います(笑)

    ありがとうございます。詳細な感想…三森さんの感想を待てば、アフタ買わなくてもいいんじゃない!?アタシってば…とふと思うのですが…(笑)

    ◎栄口君…ほんっといい子だよ、アンタ…(涙)
    ◎泉…どこまで男前…!ラストのコマまで男前!!
    ◎阿部のメタボ化が気になります(笑)心配…(笑)

    等々…(笑)箇条書きにしたらね、多分キリないです(苦笑)もうね、全部三森さんが言っちゃってくれてるんでいいんです(笑)どこを取っても今月号も最高でした!!

    とりあえず西広君の思いに驚き、感動した私でした…これ、美丞戦の直後ですよね?この時点で「田島側につきたい」って思える彼が本当に素晴らしいと…(涙)えぇえぇ…あたしゃ泣きましたよ、今月も!!(ダメ人間)はぁ~…男の子はやっぱいいですね。羨ましいです、本当に…

    とグダグダなコメントでスミマセン(苦笑)レス不要です。と言う事で「その2」に行って来ます!(笑)
    2008年04月26日 01:04
  • 三森紘子

    レス不要と言われつつ(笑)、みおさんへ

    西広君は素晴らしいですよねぇ…。控え目だけれど胸の内に熱さを持ってる男の子なんだと思います!まったくもう大好きです(>_<)

    阿部のメタボ化!(爆笑)パパも恰幅いいですからね(笑)
    いや~でも大丈夫でしょう!我らが阿部はそんな事態にはならないと信じています(笑)リハビリ→トレーニングが始まればいやでもしぼられるでしょうしねー。

    コメントありがとうございました☆
    2008年04月27日 11:33
  • 万葉(かずは)

    三森様

    初めまして、こんにちは。前振りが長いかもしれません、スミマセン。

    おお振りはアニメの放送一回目を見てから夢中です。
    漫画は多々読みますがアフタヌーンは範囲外だったので知らずにもったいないことしたー!って感じなのです。
    アニメが始まってから近所のツタヤがレンタルコミックを初めまして、2泊3日で1~7巻を借りたのですが、返すまでに3回も読み返し、奥付をみて次巻の発売日はいつなの?って興奮し、それに合わせて全巻会揃えてしまった次第です。

    久しぶりに、モーレツにハマった漫画ですね。
    自分はソフトボールやってたわりに、野球も高校野球も興味なく野球漫画にハマる事もそうなかったのですが、おお振りにはどっぷりハマって友達にも無理矢理アニメ鑑賞を勧め、漫画を貸す始末なのでした。

    ちょっと他の高校野球と切り口が違うせいなのかほんとーに面白いし感動します。
    本当なら、アフタも買いたい気分なのですが、本誌とコミッックスの差がありすぎで買わずじまいなのです(時々、アフタは立ち読みします、良い年したオトナなのにっ!)が、今日10巻が出たので、先が気になり、感想をのせてるサイトを探して、こちらに辿り着きました。
    詳しい感想、読ませていただいてますます漫画を読みたくなってしまった!墓穴~。

    でも、微に入り細な感想読ませていただいてあるがとうございました!

    三森様は、明日本誌とコミックス買うのでしょうか?
    またアフタの感想楽しみにさせていただきます♪

    それにしても本誌とコミックスは4巻分位差があるんですかねぇ。
    奥付チェックした時にどこかで一年くらい間があいていたからその分差がでちゃったのかな?
    今年はもう1巻くらい出るのかなぁ?
    もう次巻もその次も待ち遠しいっ!

    対美丞狭山戦は一気に読みたいよー!って感じなのです。

    すみません、自分の諸事情ばかり、打ち綴ってしまいました!
    なんだか、感想に対するコメントになっていなくて申し訳ないです。

    感想へのコメントは一言でいうなら「阿部君、三橋君、両思いに慣れてヨカッタね!」です。

    ボキャブラリーが少なくて。。。

    あと、やっぱり西浦ナインはみんなイイコばっかりだなぁ。

    長々すみませんでした!
    2008年05月23日 18:02
  • 三森紘子

    万葉さんへ

    こんにちは、はじめまして!
    こちらに辿りついてくださって、しかも読んでくださってありがとうございます!

    万葉さんはソフトボール経験者なんですね。私は小学校のレクレーションぐらいでしかやったことがないので、野球シーンは想像するしかできないんですけど、万葉さんはそのへんをリアルに体感
    されてるんだなぁと思うとうらやましいです。

    >それにしても本誌とコミックスは4巻分位差があるんですかねぇ
    そうですねー、一年近くコミックスが出なかったときがあって、でもその間も連載は休みなく続いていたので、ものすごく開きが出ちゃったんです。
    一気に二、三冊同時発売!とかしてほしいですけど、描き下ろしもあるしそういうわけにはいかないんでしょうね^^;今年中に11巻が出てほしいです!

    阿部と三橋は「両思い」という言葉がしっくりきますよね(笑)というかそれしかないというか^^
    ほんとにいい子たちばっかりで、読んでて幸せになれる漫画ですよね~!

    アフタも10巻も無事ゲットしましたので、また感想のぞいてくださるとうれしいです☆
    コメントありがとうございました!
    2008年05月25日 08:00

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