絶対期待は裏切らねぇ ~寺嶋裕二「ダイヤのA」13巻



いやー熱い! 激アツです。
準々決勝、対薬師高校戦。
青道が守るマウンドには、我らが主人公、沢村が登板中!


展開の熱さに比例するように、絵柄の線もどんどん太くなってきてる気がする。
でも荒くなってるという感じはしなくて、陰影がハッキリ出ていてすっごくかっこいいです。上手だなあ。気迫が伝わってくる描き方なんだよなあ。


やっぱり沢村VS雷市の対決が一番盛り上がりましたねぇ。このドキドキ感はハンパねぇですね。
雑誌掲載時はすごいところで「来週に続く」になって、読者はヤキモキしたんだろうなー。


「次につなげろ この経験を」


結果、フライになるはずの球をスタンドまで運ばれ、失点してしまった沢村。
この回は自分に任されていたのに、期待に応えることができなかった…と落ち込む沢村に対し、監督のかけた言葉がまたしびれます。
「冷静になろう なろうと 逆に周りが見えなくなってしまったな…」と優しく諭すクリス先輩も(ああ、お顔のアップがうれしい!笑)。


ホームランを打たれた動揺で、そのあとのピッチングが思うようにできなくなった沢村。
しかし相手校のエース真田が、打たれてからも変わらず全力で投球を続けるのを見て、「これがエースのピッチング――…」と圧倒されるという構図も見事。
必死の形相で投げる真田もまた、応援したくなるエースであります。


それにしても、哲さんはカッコイイな!!
無言のガッツポーズが決まりすぎ! 言葉で語らず背中で語る漢! 抱いてくれ!


「降谷~~!! お前の仇は俺が討つ!! よ~~く見とけぇぇ!!」から始まり、「ちくしょ~!! これがカッターか さすがに初見じゃ攻略できねぇ!!」「次は打つ!!」に終わるいつもの沢村節が好きです。台詞だけ聞いてると、すごい良い勝負してるみたいなんだけどね(笑)
みんなビミョーな顔をしてるなか、哲さんだけが真面目に頷いているのもツボ。
沢村が監督を大声で「ボス」と呼んでギャラリーに笑われたとき、クリス先輩が「すいません」と(監督に)謝ってたのにもニヤニヤしました。
クリス先輩、すっかり不肖の弟子を持った師匠というか保護者というか(笑)
あと、打ち取られた悔しさのあまり、グローブと間違えてバナナを持ってグラウンドに出ようとする雷市にも笑った。そりゃ確かにちょっと形似てるけども!


そして…次巻予告でついに来た来た~~!!
青道の1番を背負う、エース丹波がとうとうマウンドに戻ってくるのか!?
がんばれ、丹波!! 真中も見てるよ!(でも川上もがんばって!)



12巻の感想はこちら


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