まだ脳味噌が痺れてる ~堂場瞬一「チーム」



また1日足らずでぜんぶ読んでしまった。「大延長」のときと同じで。まいったなあ、この一冊で何日間かもたせようと思っていたのに。びっくりするほど止められなかった。止められないのに、終わらせたくなくて。ああ一緒だ一緒だ。「大延長」のときとまったく同じだ。幸福な読書体験です。


母校代表としての箱根駅伝出場を逃した「敗れた強者」たちのチーム「学連選抜」が挑む二日間、東京~箱根間往復217.9kmの苦闘と激走。誰のために、何を背負って俺たちは襷をつなぐのか。俊英が迫真の筆致で描ききる、入魂の駅伝小説。(amazonから引用)



話の構造は「大延長」とよく似ています。というかぶっちゃけほぼ同じと言ってもいい。
あっちは甲子園で野球、今回は箱根駅伝。競技が違う、舞台が違うだけ。興奮も熱気も、挫けそうな心も奮い立つ心も、その果てにある明暗も、途切れずに続いていく思いも、どんなスポーツにだって共通するものなんだ。
だから、そのことはマイナス要素でもなんでもない。何度だって読みたい。何度だって味わいたい。


決めた。堂場さんの他の作品も読もう。警察ものなので敬遠してたけど「刑事・鳴沢了」シリーズも読んでみよう。二冊めでやっと気づき始めた。この人のたたみかけるような文章、好きだわ。大好きなんだわ。



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