中途ハンパはやめだ ~森田まさのり「べしゃり暮らし」8巻



あ…あああ…いい話…いい話だ~~~!


根津と花田が笑い合える日がやって来て、本当によかった…。
解散してしまった漫才コンビ「ねずみ花火」、これで再結成できるな、と言う先輩。
けれど花田は「新しい相方探せよ」と根津に言う。人を貶して笑いをとる自分の芸風は、お前には向かないからと。
だが根津は、芸人をやめることを決めていた。「俺の相方はお前だけだから」、その花田と組まないのであれば、もう芸人はやめると。
ぐはあー!(←嗚咽音)なんというコンビ愛! もう…もうだめだー!(泣)
そして、とうとう二人で謝りに来たねず花に対する、おやじさんの粋なはからいったらないぜ…。


「何で売れねーんだと嘆いていいのは死ぬ程努力した奴だけだ
全てを芸に捧げてきた奴だけだ
何も努力しねーうちからテキトーな逃げ道作ってる奴が
芸人なんかになれるわけねー!」



おやじさんにネタをおもしろかったと言ってもらえた新井が、こらえきれずにぶわっと泣いてしまうところも、あああよかった。
本気で死ぬ気で努力したから、すっぱりあきらめることができて、別な仕事にも本気出せるんだよね。ちゃんと見てくれてる人はいるんだね…
父ちゃん、かっこよすぎるわ! あとはしのぶちゃんの結婚問題と圭右の進路問題ですね(笑)


しのぶちゃんの、男を見る目が間違ってなかったのもうれしいです、なんとなく。
あと、配達の手伝いをしてる、六年生の圭右がかわいかった。
「毎度ありがとうございマンモスの肉食いたい」ってのがいかにも小学生っぽくて、良い(笑)


改めて森田先生は、本当にお笑い芸人が好きなんだな。愛情も尊敬も、惜しみなく注がれた作品です。
四の五の言わずに、読めばいいと思います。(←なんでえらそうなんだ・笑)



7巻の感想はこちら


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