霧が晴れ ~オノ・ナツメ「さらい屋五葉」第六集



「……過去に囚われているのは、弥一殿なのでは。」


「霧が晴れたな。…誠。」



いやいやいや~、大詰めですね!!(興奮)
ご隠居の元で、弥一の素性を訊ねる決意をした政。
ついに、イチさんの過去が語られようとしています。
核心へと、逼迫の第六集。
ゾクゾクが、続々とやってきます(←うまいこと言ったつもり・笑)


どんどん余裕をなくしていくイチさん、肝を据えてゆく政。
イチさんは、政は変わったのか? きっとそんなことはないのだろう。
イチさんは危うい部分を元々持っていたのだし、政は最初から情けないだけの男ではなかったのだろう。
この巻を読んで、そんなふうに思うようになった。


実は鋭いようで、やっぱりそうでもない立花さん。ほんとこの人好きだわー(笑)
でも最終的には重大な役を担ってくれそうな気がしなくもない。目が離せません。
文之助にも引き続き注目です。


松にやきもちをやく忠次郎さん(幸ちゃんの許婚)がほほえましかった。
ウンザリ顔の松もおもしろい(笑)
そういえば、今巻の表紙&裏表紙は秋津三兄弟が飾っているのね。こうして見るとやっぱり似てる。


オノさんは、作画にそんなに時間がかからないとどこかでおっしゃっていたような記憶があります。
確かに細かく描き込む作風ではないし、雑といえば雑なんですが、線と面でこれだけ魅せることができるのはもう本当にすごいと思う。べた惚れ。
きっとセンスのカタマリのような方なんだろうな!
次巻もすっごく楽しみです。



五集の感想はこちら


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