おお振り感想(アフタヌーン2009年8月号)その2

その1はこちら


☆ネタバレご注意☆・7番榛名の打席

(笑ってられんのも今のうち!)

さて7回の表、5人目の打者は榛名。
(とにかく打つ!)とヒッティングにしぼる榛名は気合い十分。
しかし「吉田先輩の汚名返上」に燃えるオータも態勢をたてなおし、こちらも気合いのこもった球を容易に打たせることはしない。

(汚名… 返上!!)

1球目はファール、2、3球目は見逃しストライクでバッターアウト!
汚名返上効果はすごかったな…(笑)
続く8番相馬、9番秋丸も難なくアウトにして、3-2のままチェンジ。


・阿部
オータのよみがえった様を、観客席から観ていた三橋と阿部。
「1点差だから わからない…ね?」と訊く三橋に、「どーだかなァ」と答える阿部。
この流れで、気になっていることを訊くことにする三橋。

「ムサシノ 負けたら… スカッと… する?」
「あんなァ 榛名勝ってて面白くねーっての 半分冗談だぞ?
うち以外のどこが勝とーが負けよーが 言っちゃえばどーだっていーんだよ!」
「そうなのか――」


ウソツキだなあ阿部。
まあそこは三橋の手前、そう言うしかないけどネ☆カッコつかないもんネ☆
ウソでも声に出して言っているうちに、ホントになっていったらいいなあと思います。


・武蔵野ベンチ

(くっそ~~ なんで見逃したんだっ
こんなチャンス…もう……!)


塁に出られず、かなり悔しそうな榛名。
その榛名に、グラウンドに出るところの大河や皆が口々に声をかける。

「榛名! あと2点 ぜってーとってやるから!」
「おお とるさ!」「次1番からだぞ!」「流れこっちきてるし!」「もう太田川とらえたから!!」
「ぜったいスよ~~~!」


このコマ泣ける…めっちゃいいシーン…
榛名の表情もね、めっちゃいいですよ。いいチーム。武蔵野っていいチームになったんだなあ。


・ARCベンチ

(2点でおさまったとはいえ あんだけ扱いやすい太田川を御せねェとは
あのタイムがなかったら 逆転は充分ありえた
やっぱ監督はすげえ……!)


動揺を周りには見せなかったものの、内心実は冷たいものを感じていたヨシ。
そのヨシが「すげえ」と大絶賛するARC監督は、冷静な表情で次の打者ヨシアキ(苗字何だっけ…ちょっとすぐに出てこない)に打診する。

「ヨシアキ お前 今打率いくつだっけ」
「うす! 昨日までで3割8分です!」
「で 今日は?」
「うす! 2三振です!」
「じゃあ そろそろ出るな」
「そーゆーことっすねェ!」


意気揚々とベンチを出てゆくヨシアキ、不敵に微笑する監督、まだまだARCは点を獲る気だ!!
以下次号!



・コミックス12巻広告
カラーページで12巻の広告が! すっげえカッコイイ!!
絵は12巻の表紙をそのまま使ってるんですけど、文字の色とか大きさとかレイアウトとか、めちゃめちゃ好みです。
これをこのまま販促ポスターにして、書店に飾ったらいいと思うよ!
AFT200908
全体をキレイに撮れそうにないので一部だけ。


ということで、なんと7回の表だけで今月号が終わってしまったという! ひええ!
ページ数が少なかった(32P)のもあるかとは思うんですが。今月に関しては感想が短く済んでよかったですが…ゴニョゴニョ
武蔵野が盛り返してきたり、でもARCは一筋縄ではいかなかったりと、ひと波乱ありましたが実質的に展開はほとんど動いてないんですよねー、今回は。
このまま武蔵野が逆転まで迫るのか、ARCが追い付かせまいと突き放すのか。そろそろ試合も終盤です、クライマックスへ向けて気合い入れていきましょう(読者的にも)!


先月号の感想はこちら→その1その2







●以下はその他の感想です


・第33回講談社漫画賞
こういう賞とかには疎くて、いつも結果発表されてから「あ、そうなんだー」と見てるんですが、「回転銀河」が候補作に入ってたんですね。「夏目友人帳」も。
「潔く柔く」のいくえみさんおめでとうございます! ていうか、もうデビューから30年経つんだ…! いつまでも第一線で活躍される方はすごいなあ。
他の受賞作品はあんまり読んだことのないものばかりだったけど、この機会に手を出してみたいです。
「FAIRY TAIL」気になるなあ…「RAVE」は好きで読んでたんだけど、途中でやめてしまったんだった。


・元祖ユルヴァちゃん
「後ろから告るなんて卑劣な野郎だよ!」に笑った。


・臨死!!江古田ちゃん
江古田ちゃんのお母さんはホントいいなあ。


・アストライアの天秤 もどり
面白かったー。でももう他人事として読めないなあ。裁判員制度始まったし。


・百舌谷さん逆上する
扉絵が雰囲気出てて好き! アオリ文句も。「すごい!おもしろい!」って(笑)


・ラブやん
ていうかまずラブやんがヒドイだろう。


この記事へのコメント

  • るり

    以前、一度だけコメントを書かせていただいた者です。
    私がアフタヌーンを毎月買うようになったのは、三森さんの感想を読ませていただいたおかげなんです!
    だから毎月感想を楽しみにしております~。
    今回も感想見た瞬間に「キター!」と、思わずパソコンの前で行ってしまいました!
    そして感想を読ませていただき、たまらず自分も思わずコメントを書き込んでしまいました(笑)

    今月はページ数少なくて残念でしたよねえ……
    けど、オータが可愛い!本当にその一言でしたね(笑)
    監督がわかっててヨシを叱ったのなら、恐るべし監督……
    この先の展開が非常に気になります。
    なんだかちょっと風向きが武蔵野向きになってきたので、普通の漫画なら「でたー!お約束ー!!逆転フラグー!!!」って感じで(笑)このまま武蔵野が逆転するんでしょうが、おお振りですしねえ……
    ARCはめっちゃ強いって感じで今まで紹介されていたので、そう一筋縄ではいかない気がします!
    榛名も本当に武蔵野の仲間を信頼しているって感じで、柔らかい表情を出したり素直な感情を出すようになってきたし……
    でも!
    オータが先輩を本当に大切に思っている気持ちも、態度からしてめっちゃ伝わってくるので……どちらかを選ぶことなんてできないです!
    できるものならば、どちらもに勝って欲しいです……(笑)


    しかし、阿倍と三橋は仲がいいのか悪いのか……
    試合後に打ち解けあったと思ったのに、やっぱりそう簡単には仲良しこよしの関係に進まないものですねえ。
    阿倍なんて♪マークまで頭の上に出していたというのに……(笑)
    三橋もいい笑顔だったし!あの笑顔はもう、素晴らしい笑顔でしたよね!
    阿倍は自分も怪我したものだから、ちょっとづつ榛名のことがわかってきたっぽいのはわかってきたっぽいですが……
    (阿倍が榛名のけがについて考察する描写もありましたよね?)
    やっぱり、阿倍にとっての榛名は、けがのことがあったとしてもそう簡単には許せないというか、
    「自分が怪我したから、ちょっとは榛名の辛かった気持ちを考察してみようという気にはなったし、考察もしてみたけれども、だからといって、はいそうでしたか、と簡単には許すことのできない存在」
    であり、完全には理解できないものなんでしょうねえ。

    長文駄文失礼しました!
    2009年06月27日 22:51
  • 三森紘子

    るりさんへ

    コメントありがとうございます!
    アフタ5月号の感想にコメントくださった瑠璃さんでしょうか? また来てくださってうれしいです☆
    コメントが重複していたので、1つ削除させていただいてます。

    >なんだかちょっと風向きが武蔵野向きになってきたので、普通の漫画なら「でたー!お約束ー!!逆転フラグー!!!」って感じで(笑)このまま武蔵野が逆転するんでしょうが、おお振りですしねえ……

    うふふ、それすごく良くわかります(笑)
    おお振りって、どう展開していくか本当に読めないですよね。
    そしてどちらのチームも同じように描写してくれるので、「どちらもに勝って欲しい」って思っちゃうんですよねー! ほんとに選べない!
    どっちが勝ってもうれしいし、どっちが負けても悲しいし…一体どうしたらいいんでしょう(笑)

    >しかし、阿倍と三橋は仲がいいのか悪いのか……

    やっぱり、人はすぐに変わることはできないってことなのでしょうか(笑)
    三橋の笑顔、よかったですよね! あの笑顔を近いうちにまた見ることができるのかしら!

    >「自分が怪我したから、ちょっとは榛名の辛かった気持ちを考察してみようという気にはなったし、考察もしてみたけれども、だからといって、はいそうでしたか、と簡単には許すことのできない存在」

    そうですねー、きっと感情がついていかないんでしょうね。
    でも考察しようとしてみる余地ができただけでもかなりの進歩であると思います。きっとそれまでの阿部は、榛名がどういう挫折を味わってきたかに思いを馳せる余裕なんてなかったでしょうからね。
    2009年06月28日 18:59
  • 凍子

    三森様
     今月も読ませていただきました。いつもありがとうございます。
    新刊の「ダイヤのA」16巻では、青道高校が出ないが大事な試合が、いい感じで4話で完結していました。ちょっと、うらやましかったです。週間誌で4話!1ヶ月!
    そろそろ西浦の試合みたいなあと、思うのであり ます。
     ぼやきはこれぐらいにしまして~やはり太田のかわいらしさが心に残りますね。絵でかわいい、かわいいとやるのではなくて、話でもっていくのが凄いです。コシバイをしてくれちゃった捕手吉田もいい。思わず4巻を読み直しました。
     さてまた戻ってしまうのですが、 あと3ヶ月くらいで西浦の試合始めてくれないかな?
    三森さんはどのくらいかとお考えでしょうか?
     かしこ
    2009年07月01日 14:06
  • 三森紘子

    凍子さんへ

    コメントありがとうございます!お返事が遅くなってすみません。
    「ダイヤのA」16巻、私も読みましたよ~。早く感想書きたいのになかなかです。他校戦よかったですよね。そしてあのコンパクトさがうらやましい(笑)

    >やはり太田のかわいらしさが心に残りますね。絵でかわいい、かわいいとやるのではなくて、話でもっていくのが凄いです。コシバイをしてくれちゃった捕手吉田もいい。思わず4巻を読み直しました。

    そうそう、オータのかわいさって人柄なんですよね! ヨシの役者ぶりもステキです(笑)4巻、読んじゃいますよね! あの頃からヨシはバイオレンスでした(笑)

    私も凍子さんの予想と同じく、あと3話くらいで武蔵野対ARC戦は終わってくれるんじゃないかと思ってます。何だかんだいって、もう7回ですもんね。試合の行方も気になりますが、西浦メインの展開もそろそろ恋しいです~!
    2009年07月03日 13:13

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