透けて見えないすりガラス ~瀧波ユカリ「臨死!!江古田ちゃん」4巻


限定版も気になったけど、さすがに漫画一冊に3000円は出せなかった…。


瀧波さんはマジでものすごい才能の持ち主なんじゃないかと思います。
4コマで4巻も続くと大体パターン化してくるとは思うんだけど、そのパターンに則っていながら出るわ出るわネタの数々。
むしろパターン化されているからこその「読む快感」というのがあります。
どんだけすごい観察眼を持ってるんだろうか。有象無象の人々が暮らすこの世の本質を突いてみせる手腕、お見事です。



「負けたくない人に勝てません」とか、「『差別しないであげる』という侮辱」とか、なんかおかしい、なんか納得できない、と日々なんとなく思っていることを、江古田ちゃんがばっちり指摘してくれたときのうれしさったら。
『草食男子』という総称を「『生ける屍』でいいんじゃないすか?」とバッサリやるところで正直、快哉を叫びました(笑)
いや、結構好きなんですけどね草食男子。でも、そう言われちゃうと否定できないよなあってところが痛快。

ちがうよ
こまかい傷がいっぱいついちゃったから… もう透けて見えないすりガラス



マーくん(本命になりたいけどセフレ止まり。彼女あり)に、「『傷つきやすいガラスのハート』ってやつ気取ってんの?」と言われたときの江古田ちゃんのモノローグですが、これうっかり泣ける…
「一番かわいいその恋してる顔 いつか正面から見られるかな」も相当きました。せつないじゃないか。でも江古田ちゃん、自分も他の人に同じことやってるから何ともいえないよね…。



友人Mがじわじわ好きです。
きっと相当深くつきあわないと、彼女の良さは見えないんだろうなーと思う。
それと、信者くんの将来が心配だ。この先やっていけるのかなあこの人。
でも、じゃあ面倒見てやれと言われても絶対に嫌だけど(ひどい…笑)



今回の表紙もかっこよかった!
カバーめくったところの漫画もすんごい好き。おねぇちゃんのぁられもなぃ姿も見られるょ☆




3巻の感想はこちら


 



この記事へのコメント


この記事へのトラックバック