背負う背中 ~空知英秋「銀魂」30巻



祝☆30巻!
いつの間にやら30冊か…。長いおつきあいになってきました。



地雷亜を「師匠」と呼ぶ月詠を、銀さんが自分に重ねているのが印象的だった。
何かをひどく悔いている、ってことはわかるのだけど、少しずつしか明かされてこない銀さんの過去。
これが描かれるときは最終回が近いのかなあ、と思うと、早く知りたいような知りたくないような。
30巻も続けば十分かもしれないけど、まだお別れはしたくないなー。



銀さんのブチ切れシャウト(「荷ごと弟子背負う背中があるか」)がほんとにすごく良かったですよ。
そしてそのあとに、瀕死の地雷亜の肩を背負い、月詠が言ったこと。



「弟子を荷ごと背負うのが師匠の役目なら 弟子の役目は何じゃ
師を背負えるまでに 大きくなることじゃ」



自分にはそんなマネはできなかったとつぶやく全蔵に、「俺もだ」と応える銀さん。
でも私は、いつかの時に新八と神楽をまとめておんぶして、フラフラ歩いていた銀さんの姿を思い出したよ。
師を背負うことはできなかったのかもしれないけど、今の銀さんの背中は空っぽじゃないんだからね。



「てめーのツラは醜くなんかねェよ
傷一つねェ魂持った キレーな顔だ」

「銀時…
お前達に会えて… …良かった」



月詠の心からの言葉に、銀さんだけじゃなくて、新八も神楽ちゃんも、寝たフリしながら手を上げてみせるところがスキ。ここ、「お前」じゃなくて「お前達」なんだよね。
29巻では「銀さんと月詠がいい感じ、ニヤニヤ!」となってたんだけど、完全に一対一の関係にならずに、万事屋-月詠という構図で終えてるのもキライじゃないんだ。
万事屋はすごいよなあ。
(それにしてもここの月詠の美人なこと美人なこと!)



歯医者の話は夢オチかと思ったら夢オチじゃないし! こわいよ~。
でも「奥さんしか磨けねえだろ!」というツッコミは大好き(笑)



29巻の感想はこちら


 



この記事へのコメント


この記事へのトラックバック