「ヤサシイワタシ」と私 6

忘れかけていたこのシリーズ
たぶんネタバレ

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ヒロタカのアパートに戻ってきた澄緒ちゃんが、パン屋さんのパンをどっさり買い込んでくるシーンが好きです。
それを一人でもぐもぐと食べる。朝を始めるために食べる。
生きてるって感じがする。ワタシは生きてるよって、澄緒ちゃんがヒロタカに無言で教えているような気がする。
それにとっても美味しそう。無性にパン買ってきたくなる。デニッシュ系が特に(笑)



「思うんだけど
地球のエネルギーってほとんど太陽の力でしょ
生きものが生きてるのもその一つでしょ
食べたり出したり生まれたり死んだりして
物質をめぐらせてて


命もめぐってるように錯覚するけど
めぐってるのは物質だけで エネルギーは使ったらなくなるものでしょ」



生きるために食事をしながら、澄緒ちゃんは命についてを語る。
最初に読んだとき、結構衝撃だった。こんな考え方をしたことが私はなかったので。



「悲しいと 思ってるのは自分なのに
なんで 止められないんだろう」



人間の脳は大きく進化して複雑になって、いろんなことを考えるようになって、
生きることの理由が必要になって、死ぬことに対する折り合いも必要になって、
なんだかめんどうくさいことだなあ、考えるのをやめてしまいたいなあ、と思うこともシバシバです。
(でも考えることをしなければ、ヤサワタにも出会わなかったと思うし。)



こんなふうなことを、何度もブログに書いているような気がする。
言ったって仕方がないのに。折り合いつけたり、やり過ごしたり、ってことをみんなやっているのか、私だけじゃないのか、
それを確認したいのかもしれません。






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