物語に終はりを ~原作・京極夏彦/作画・志水アキ「魍魎の匣」4巻



ついに京極堂(Ver.憑き物落とし)のお目見え!
ぎゃああ! かっこいい!! うひゃあ!
これに尽きるぜ、な4巻出来です。



物語に終わりを齎す男、とは関口君の小説に出てくる文句ですが、これほど京極堂に相応しい形容はないよなあ。
この男が動き出すと、いよいよ「大詰」という気になるもの。
ほんと、赤い鼻緒の黒下駄を拝めて欣喜雀躍です(白黒だけど)。イメージそのまんま!
反閇を踏むステップも素敵だ!



寺田兵衛の実直で言葉の足りない人柄や、久保竣公の過剰な潔癖さなど、登場人物の性格を表すのにぴったりなキャラクター造形はつくづくお見事だと思います。他にも美馬坂教授とか。
兵衛の回想は、なんだかすごく切ない気持ちになってしまう。誰が悪いというわけでもなかっただろうになあ。
青木君が見た頼子の姿も、凄絶でした。凄い絵ヂカラ。何の脈絡もなくこの絵だけ見たら、リアルに悲鳴をあげてしまいそう…



他にも関口君のヌケ作加減(良い!)や、木場シュウのイノシシのような猛進ぶりや、榎さんの華麗なる活躍などなど。「見ての通り探偵です」と言われてもわかんねえよ(笑)
青木君が着ているパジャマがイチゴ柄なのにも注目です。



次の巻あたりで終わりかな。
4巻のカバー下表紙は榎さんでした。5巻は誰だろう、鳥口くん??



3巻の感想はこちら


 



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