今度の敵は日本一 ~藤田和日郎「月光条例」8巻



裏表紙の人魚姫がカワイイ~!



8巻も、藤田先生やりたいほーだいでした(笑)
既存のおとぎ話をねじ曲げるねじ曲げる。オレが子どもに読ませたいのはこういうハナシなんだよ! という、態度が一貫しているのがすごく良いと思います。迷わなくて済むもの。



「あなたがぼくを、勝手に評価するな!
ぼくがあなたの役に立つか立たないかなんて、ぼくにぜんぜんカンケーないよ!」
【フランダースの犬プラスうらしま太郎】では、前巻の月光の言葉を受けてネロがついに自分のモノサシを見つけます。
「ガツン言ってやったな…」と、やさしい目でネロを小突く月光。どこかで誰かが見てくれてるっていいな。
そしていつのまにか復活していたうらしま太郎。なんか急に男前!(笑)
7巻で泣きじゃくってた姿はどこへいったんだろうという感じです…。
最後に出てきた女房は、乙姫様ってことでいいのかな。



月打されたパトラッシュの気持ちに泣いた。大好きの気持ちがあるから余計悲しい。
元々その登場人物が心のどこかで抱いていた負の感情を、醜く大きくふくらましてしまうのが月打なんだなと思った。何も無いところから生まれるわけじゃなくて。



「おまえ… 〈読み手(ニンゲン)〉ではあるまい…」という乙姫の言葉に、この先おおきな話が展開していく予感がプンプンします。
月光の頭上で、風がゴオオッと吹くシーンがすごく好き。
ああいいなあ、たまらなくドキドキする。



【人魚姫】は、とにかく貝ブラを恥ずかしがる工藤サンに尽きる(笑)かわいい!
あとやっぱりカメがかっけえええ!!
海の魔女の住処に仏壇があるのが変にウケてしまった…。だって魔女なのに。
死んだ旦那さんに言えなかった言葉があったのかな?
そして王子は結局ヘタレのままだけど、いいのかな?



8巻後半から始まった【地のハート】編は、冷酷な桃太郎が暴れまわるお話です。
いろんなキャラクターがいっぱい出てきてすごく楽しかった!
イヌ・サル・キジも、タイやヒラメみたく人型なのか(笑)
おつるさんと「赤いくつ」のカーレンがきれいだな。こぶとりじいさんがかっこいいな…



イデヤにも冗談を言い合える友だちがいたんだねえ。よかったねええ。仇が討てるといいね。
そのイデヤに力を貸すハチカヅキちゃんがとにかくかっこよかったです。
コワくてワルい桃太郎も無性に好き。なぜだ。



次巻、ついにイデヤの株が上がるのか!? 続きも楽しみ。



7巻の感想はこちら



この記事へのコメント

  • 翔子@ブログ整理中

    初コメ失礼します(^ω^)
    いつもブログ見させてもらっていますw
    記事とは関係ないコメでごめんなさい(>_<)
    今日講談社のHPみたらおおふりの発売日決まっていましたよ!
    4/23日だそうです(*^^*)
    いきなりすみませんでした(^▽^;)
    2010年02月22日 11:21
  • 三森紘子

    翔子@ブログ整理中さんへ

    初めまして、コメントありがとうございます!
    おお~っ、そうなんですか!
    予定、一ヶ月延びちゃったんですね…
    でも、公式に発表されたのは喜ばしいことです^^
    教えてくださって、ありがとうございました~! 楽しみですね☆
    2010年02月22日 22:06

この記事へのトラックバック