男には自分の世界がある ~寺嶋裕二「ダイヤのA」20巻




 「このまま終わらせやしない
 もう一度 必ずもう一度 お前をマウンドに立たせてやるからな」



鳥肌ののちに熱狂。



おもしろおおおい!!
どんなに面白い漫画でも、長く続くとやっぱり、正直ダレてくるのはしょうがないと思うんです。
しかし20巻にしてこの面白さは何だこれ。ここ何巻かの中でも一番面白かった!
夜中に叫び出しそうになったマジで!
どうしよう~、どう感想を書けばいいだろう。



地区大会決勝戦・青道VS稲城、勝ったほうが甲子園へ行くという試合。
とにかく、彼らの気持ちがリレーのように繋がって続いていく様子を、固唾をのんで見守りました。
丹波から沢村へのリリーフ、降谷→沢村→白洲→倉持→春市(代打)→伊佐敷と、確実に埋まっていく塁、
そして2アウト満塁で4番哲さんの打順が廻ってくるところに至ってはもう、鳥肌ブッツブツ状態。



たった一人でも欠けたら、至らなかった状況。
たった一人にでもチームメイトを信頼する心がなかったら、実現しなかった好機。
ほんとに、ほんとに、すべてを賭けて、彼らは勝負に挑んでいるんだなあ…



打席に立つ哲さんの背後から、応援団の「ルパン三世」が鳴り響く。
「男には自分の世界がある」…この歌詞がこれほど似合う男もそうはいまいて。カッコよすぎてどうしよう。



対するは、満塁で4番打者を迎え、逆転に王手をかけられた稲城。
ピンチの状況であるのですが、監督は伝令を飛ばすことをしないんですね。
グラウンドにいる選手たちが、まったく諦めていないことをわかっているから。
正真正銘のエース、成宮鳴を信じるナインの心は少しも揺るがない。
くううう、こいつらもカッコイイ~!!



他にも胸を熱くさせるシーンがてんこもりだったのですが、長くなりそうなので箇条書きに。



・足がつって座り込んだ丹波の元に、やっぱりいの一番に駆けつける監督
・マウンドを降りる丹波に、哲さんがかけたひと言
・丹波と沢村が、拳を合わせるシーン
・監督の「捨てるぞ!! チェンジアップ」
・沢村のバント見開き
・白州が吠えた! 白州がガッツポーズ!
・倉持執念のスクイズ
・兄から弟へのエール! うおおー!!
・ゾノが回想する純さんのとてつもないカッコよさ



エース対4番、四度目の対決の行方は次巻に持ち越し!
次の巻を読むのが、もったいないです。




19巻の感想はこちら



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