いい大人、本気の遊び ~カラスヤサトシ「野生のじかん」




なんというか…この表紙を見ただけである程度満足して(笑)、発売日に買いそびれてたカラスヤさんの新刊です。
帯で実写映画版「おのぼり物語」が宣伝されていて、主演の方の写真が載ってたんですけど、めちゃめちゃさわやか青年じゃないか!!
一瞬ご本人なのかと思ってびっくりしました。



内容はいつも通りで、カラスヤさんが体を張って「現代社会において失われた野生の感覚をとりもどしていく」というレポート漫画です。
具体的にサブタイトルを挙げると、


「水止舞で雨をやませてみよう!」
「忍法 焼いた針で方角を知る」
「対決!! 二刀流VS一刀流!!」
「いっそ悪人におなり! イカサマおぼえて脱いい人!」
「ええっ!? どうやって!? 氷で火をおこす!」


などなど。
一番笑ったのは「しもた…! 風邪うつすの忘れた!」というカラスヤさんのセリフです。(引いたアングルのコマも含めて)
荒ぶることをやろうとして「帰ってもうがいしない! しかも冬!!」とか言ってるから風邪ひくんだよ(笑)



あと、防犯対策をする回で、カラスヤさんが考えた
「『お前の探している「宝物」それはお前の中にある』って言われたみたいでハッとして…泥棒改心して二度と悪いことせぇへんのちゃうかっ!!」
という盗人対策がツボでした(笑)言葉で説明するとめんどくさいので気になる方はぜひ読んでみてください(←投げた!)



この「いい歳した大人がくだらないことを本気でやる」というスタンス、どこかで知っている…と思ったら、
ニ○ティの「デイ○ーポータルZ」のスピリットに通じるものがめっちゃあるんですよね…!
「いもがら縄」や「水渇丸」、「藻塩焼きで塩を作る」「箱男は本当に気づかれないか」とかのネタは、採用されててもおかしくない。
今からでもカラスヤさん、あそこのライターになったらいいんじゃないかな!? と半ば本気で思いました(笑)



何といっても竹書房なので、毎度おなじみ担当・桐青年が登場するのがうれしいです。
桐くんがキレ者ぶりを発揮するダウジングの回と、大根芝居をさくれつさせる箱男の回がお気に入り。
でも桐くん、この作品の連載中に異動になってしまわれたそうで… なんということだ! さびしいよー!
新しい担当の方はお酒好きの女性だそうで、今後のご活躍を期待しております! キャラが立っていくといいな(笑)



カバー折り返し著者紹介欄の、カラスヤさんの似顔絵(葉っぱのお面、両手に木の枝と石)が超好き!
いい大人が本気で遊んでる感じがしてすごい好き。




桐青年が登場する他の作品はこちら(笑)↓

「萌道」の感想
「おのぼり物語」の感想
「キャラ道」の感想



 



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