加藤治郎「環状線のモンスター 加藤治郎歌集」



 
おそらくは電子メールで来るだろう二〇一〇年春の赤紙



なんとなく図書館で借りてみた歌集。覚え書きとして。

 

噴水の中から水が伸び上がり春の少女はソックスをはく


カーテンのちかくでメールをうっているそんなまひるのありようだった


スリッパを履いたまま眼を閉じているきみを抱きしめてゆうやみのなか



「あすか」というタイトルの連作ではなんとなく、少し前に読んだ「センネン画報」(今日マチ子・感想はこちら)を連想しました。水、ソックス、カーテン…


 
りんしゃんとん真夏の夜のあんずあめひかるところにあなたはいない



きっとわたしはひらがながすきなんだとおもう。ひらがなでよまれたたんかをきにいるかくりつがたかい。
でも、好きだからって多用しすぎるとものすごく読みにくいので注意が必要ですね…。

 

なつやすみきみのあたまに紙ひこうきがつんとあたってなつやあすうみ



これ、すごくすき!


 



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