きっと助けられますように ~藤田和日郎「月光条例」14巻





 「ねえ、チルチル…
 まっ暗でだぁれも助けてくれないあの夜に、
 チルチルだけがあたしを見てくれた…


 見てくれたから、あたし力が出ちゃったんだ。
 ゴメンね。」



なんと…平賀司令の正体は×××だったのかーっ、ひゃああカッコイイ!
すべてのコマがもれなくカッコイイー! …な14巻です。
一気に平賀司令のファンになってしまった…



お菊の再登場にはほんとうに、胸がいっぱいになりました。
誰のことも助けられはしなかったとチルチルは泣くけれど、
お菊もマッチ売りの少女も助けられていた、確かに助けられていた。
だから「チルさ」のためにお菊はやって来たのだし、元の世界へ戻ることを少女は決意したのだ。
誰かに、心をかけてもらった記憶があるからだ。
お菊と少女がうちでの小槌に祈った願いは、これから叶うんだろうか、それとももう叶っているんだろうか。



自分はかつてチルチルだった…と、ついに思い出す月光。
やっぱり魔法で作った分身が赤子の姿でニンゲンの世界に…ということなのかな。
センセイの正体もまだ謎だし。
そのあたりもまた、おいおい語られていくのでしょう。楽しみ。



基本的には月光と同じ姿のチルチル(大人バージョン)だけど、敵キャラ補正がかかってるのかやけにカッコ良く見えます。…足なっげえな!
ハチカヅキちゃんの顔面に一発入れたあとの名乗りとか、ちょっと見惚れてしまうくらいカッコ良く描かれてますよ。
シンデレラVSチルチルもむっちゃカッコ良かったです。
シンデレラはやっぱり超いい女! 表紙カバーはずしたところのホロ酔い姿も色っぽかった。



きびだんごをみんなになかなか食べてもらえない桃太郎がフビンでした(笑)
でもまあ確かに1コだけコロンと手渡されても、ちょっと食べるのためらっちゃうよな…というのはわかる気がする。
桃太郎はすっかりおとぼけキャラになってますな。初登場時の凶悪さがウソのよう!
ハチカヅキちゃんの素顔はいつか見られるのかなー! 勝手に「からくりの君」の姫みたいな顔だと予想してるんだけど。



13巻の感想はこちら



 



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