お待ちかねの榎木津礼二郎 ~原作・京極夏彦/作画・志水アキ「百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱」「百器徒然袋 瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤」




記事タイトルが長くってどうもすみません…
「鳴釜」のほうはずっと前に出てたんですけど、うっかり買いそびれているうちに続編の「瓶長」も出ちゃいました。
百鬼夜行シリーズでもおなじみ、探偵榎木津礼二郎が主人公の中編小説がコミック化です♪



しっかし、志水先生の仕事量はとんでもなくないですか!!
「狂骨の夢」と同時進行で描いてらっしゃるわけでしょう。ううん頭が下がる…




・「百器徒然袋 鳴釜 薔薇十字探偵の憂鬱」



「鳴釜」はお釜とおカマと、「目には目を」の精神で榎さんたちが放蕩息子をとっちめる話。
とっちめる相手がたいそう下劣な人間なので、胸のすく思いで読みました。ほんとはもっとひどい目にあわせてもいいくらいだ!プンプン。
心なしか京極堂さんもいつもより楽しそうに見える…(笑)
「君達に愉しい呪いをかけてあげるよ」というところで最高にニヤニヤしました。



それにしても榎さんの独壇場であるなあ! この何かを超越した、変人としか言えない榎さんの魅力を、志水先生の筆があますところなく描き出してくれています。
グラサンにマスクにツナギの作業着…というあやしすぎる格好でも素敵なのがすごい(笑)すばらしいドライビングテクニックも披露!
榎さんが赤ちゃんを好きなのは、ほとんど記憶のないまっさらな存在だからなのかなあ? 余計なものが見えたりしないものね。



いろんな名前で呼ばれて、結局誰さんなのかわからない彼もよかったなー。
和寅君も益田君もいい味出してます。益田君のおキツネ様のような顔はクセになる…。
美弥子さんが最後に一番カッコ良かった!




・「百器徒然袋 瓶長 薔薇十字探偵の鬱憤」



「瓶長」は亀とか甕とか壺とかの話。いや~ややこしい…。京極堂のウンチクは楽しいんだけれど覚えられません。
無数の壺がズラーッと並んでる光景は壮観だった。こんなとこにずっといたらクラクラしておかしくなりそう…



こちらで木場シュウが出てきたけど、関口君の登場はないのかな…。
姿を見せない間に、名前のわからない彼が多大な誤解をしていますよ…いやあながち誤解でもないのだろうか(笑)
あと、今川さんのビジュアルがすごかった。ぐぶぐぶ。おタネちゃんはめんこかった。



わーん、京極堂さんの不機嫌そ~~なお顔がたまらない…!!
こんなに陰気なのに、どうしてこんなに素敵に見えるんでしょう。不思議。拝み屋マジックか。
「鳴釜」に引き続き、オイシイところはこの方がさらっていかれましたな。




このシリーズも「狂骨の夢」と並行して続くんですかねー。続刊が出るんなら楽しみです!



この記事へのコメント


この記事へのトラックバック