もう迷わない ~森田まさのり「べしゃり暮らし」13巻





 「だからこそ申し訳なくて……
 悔しくて……切なくて……
 でも半分以上は感謝で……
 そういう別れもあるんだよ」



圭右と辻本と子安、トリオとしての「べしゃり暮らし」最後の舞台…
ネタをやりながらいつのまにか泣いていた三人は、その瞬間きっと全員が同じ気持ちでいたんだろうな。
ニップレスの二人の絆も深まり、るのあーるの二人にもお笑いをやる理由があり…
コンビの数と同じだけの物語がそこにはあります。



るのあーるはどうなるんだろうなあ。最初は「真保ちゃんが笑うから」という理由で子どもにウケるネタをやっていたのが、いつしかネタのレベルを上げないことへの免罪符になっている梵。
自分に言い訳したままこの道を続けていても、きっとすごくつらくなるばかりだと思うけど…。
そして、梵の妹の真保ちゃんがす~っごくかわいいです。ザ・幼児!っていう、写実的なかわいさ。
こんな子がかけよってきてくれたら抱きしめたくなるよね! この子はオレが守る…っていう気になるよね…!
がんばってくれ~梵。上原もな!



実在の芸人さんとか番組とかをモデルにしてるのかな~っていうのが色々出てくるのが面白いですね(笑)
「カネモトーク」いいなあ、放送されないかなあ(笑)
漫画のギャグとは違う方法論でお笑いのネタを書いてあるのに、そのネタを見て笑っちゃうのがすごいよ。
「おじいちゃん対抗おもち早食い大会~~」はほんとに笑った。
でもこれは私が実際にお笑いを見たことがあって、その空気感とかを想像しながら読んでるから笑えるのかなぁとも思った。
普段まったくお笑いを見ない人が読んだら、ピンとこないのかもしれないけど、
そういう空気感を漫画の中に映し込むことができるのって、本っ当にすごい!
毎回お笑い芸人さんが帯にコメントをよせてるけど、みんな読んでるんだろうなーと思うよ。



それにしても圭右は奈々ちゃんのことどう思ってるんだ…!
合い鍵まで渡してるくせに! 他人の恋路にはよく首つっこむくせに! どうなんだはっきりしろ!(笑)




12巻の感想はこちら


 



この記事へのコメント

  • ami

    お久しぶりです!
    すごく遅れましたが
    5周年おめでとうございます!!
    ベテランさんですねぇ(笑)
    2011年12月26日 18:37
  • 三森紘子

    amiさんへ

    お久しぶりです! お祝いのコメント、どうもありがとうございます~!!
    そうですね、年月だけなら立派なベテラン…
    でも全然進歩してる気がしないので(笑)、中身もともなうようにこれからもがんばっていきたいです^^
    2011年12月27日 13:21
  • ふんわり

    森田先生これの為ににお笑い学校入学したらしいですからね
    その辺空気の描き方もしっかりしてますよね
    2012年06月03日 17:23
  • 三森紘子

    ふんわりさんへ

    コメントありがとうございます!
    そうだったんですか! うわあ、なんという漫画家魂…
    描写がリアルだったのもうなずけますね。
    2012年06月03日 21:15

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