おお振り感想(アフタヌーン2012年2月号)その2

その1はこちら




☆ネタバレご注意☆

 
 
 
 

・打ち上げと水谷


翌日、文化祭2日目。
野球部は他校で練習試合があるのでこの日は参加ナシ。午後4時に帰ってきて、普通に練習です。
「しのーかも普通だ」と田島。うんうん、いつものマネジな千代ちゃんだ(笑)



休憩中、ファイヤーストームや打ち上げの話が出るが、「打ち上げ行きてーのか」と訊かれ、
「別に行きたくないよ 酒飲むやつとかいそうだもん なんかあったら困る」と答える水谷。
おおっえらいな。でもそうだよね、高校野球はそういうの一発でアウトだもんね。
普段めちゃくちゃがんばってるのに、そんな理由で出場停止とかになっちゃったら浮かばれないもんなあ。



そして千代ちゃんも「自分はお酒飲んでなくても 飲んでる人の中にいたら言い訳難しいでしょ」と、打ち上げに行かないと言ってるのを聞いて、ひそかにグッとガッツポーズしてる水谷!
えっなんでそんなにドキッとしてるの?顔が赤くなってるの? 千代ちゃんが自分と同じ意見で嬉しかったのかな?
それともクラスの誰かに千代ちゃんを取られやしないかと危惧しているのかい? って邪推のしすぎかな。むふむふ。
こっそりなガッツポーズも泉にはバレバレですぜ~(笑)



・オレたちの目標


そこへ、モモカンが花井を呼びに来る。
文化祭に参加しないと皆がしゃべっていたのを聞いてか、「後夜祭も出ないの? ヤグラに火つくまでは見てったら?」と言い、
自分の頃の文化祭の思い出を楽しそうに話すモモカン。
それにぼんやり答える花井に対し、


「興味ない?」
「いやなんか 監督が学生だったの想像できないというか……」
「そう?」
「でも何年か前高校生で 野球部員だったんスよね」


モモカンにはモモカンの、今の花井たちのような青春時代があったんですよね。
ここで、気になっていたことを尋ねる花井。でも、核心を突くことはできない。


「それで 選手の人が ……… 一人 だけだったって聞きました
それでも今みたいに 甲子園 目指してたんですか」
「いや 目指してなかったよ」


そしてモモカンは語り出す。軟式だったから甲子園を目指していたわけではないこと、軟式野球部をする人間がどんどん減っていたこと、
硬式なら入ると言う新入生のために歴代の先輩と大ゲンカの末、硬式に登録し直したこと、けれど部員は一人も入らず、最後の公式戦に出られなかったこと。
シガポから聞いたことや栄口たちとアレコレ話したことを隠そうとして、「そーなんスか」をわざわざ「そうですか」と言い直す花井、よけい勘ぐられるぞ! 墓穴掘ってるぞ!(笑)
あ、あとそういえば花井母からの情報もちらっと聞いてたもんねー花井は。



(きっかけはたぶん そのこと だ
動機も その人かもしれない それでも)


「じゃあ監督も今 はじめて
甲子園優勝目指してんスか?」
「そういうこと」


(これは オレたちの目標だ!)



監督も自分たちも、違うものを見て、違うものを目指してるわけじゃない、
目指しているものは同じ。そこへ一緒に向かっていく。
モモカンの強い視線を受けて、改めて灯された花井の決意。
まっすぐでひたむきな、花井の横顔が眩しいです。



(田島も栄口もてきとー言ーやがって)とうれしそうな花井、笑いが込み上げるのを咳でごまかしたりしてますが、
背後からモモカンに「志賀先生に聞いた?」と訊かれて、一気に「ザッ」と水をかぶって真っ青になってます。
れ…「冷水を浴びせられたような」という比喩表現ですかねこれは(笑)
斬新です(笑)そして花井クオリティです(笑)



「気ィつかってくれてありがとう」と笑うモモカンの可愛いこと可愛いこと。花井の反応をイチイチ見てるところもかわいー。真っ青になってる花井ももちろんのことかわいー。
ここのページ、セリフをそっくり入れ替えたとしたら「年下彼氏と一枚上手な年上彼女」に見えるんですけど…! み、見えますよね…!? うおおおおー(興奮)



モモカンの勧めを受けて、ファイヤーストームだけ見ていくことにした部員たち。
「そのうち花井君からみんなに伝えておいて」というモモカンの言葉を受けて、「謎だった野球部員が亡くなっていたことは なかなか点かないファイヤーストームを見ながら みんなに報告されました」
それぞれの胸にそれぞれの思いがコトリと落ち、文化祭は終わりを告げる。
そして、次に始まるのは秋大です。



・いよいよスタート


やってきました秋季大会第1戦!
浦和市営球場に到着したのは、三橋たち西浦と、対戦相手の武蔵野第一!
バスから降りたところで三橋に気づき、軽く手をあげて挨拶する榛名。おおーさすがにもう三橋のこと覚えてるな。
「はっ あいさつ!!」と慌てておじぎをする三橋。
他の部員たちもそれぞれが、同じ思いをもって対戦校を見つめます。


(榛名さん いい人!
今日はいい勝負して オレ達が 勝つ!)


決意新たに顔を上げる三橋の表情が頼もしい。
いよいよプレイボール!!



…というわけで、次号はひっさしぶりの試合だ~!!
しかも相手が因縁(?)の武蔵野だもん、感情移入しまくったチーム同士の対決だもん、これで盛り上がらないワケがない!
楽しみに楽しみに、次号を待ちたいと思います。
今度の試合は何ヶ月ぐらい続くのかな☆



あと、ファイヤーストームのときに並んで立ってた水谷と千代ちゃんを見て、なんともいえない思いがわき上がってまいりましたことをここに記しておきます…
水谷は彼女ができたらその子のことをすっごくすっごく大事にすると思うなあ…
これは独り言ですよー(笑)



前回の感想はこちら→その1その2

 
ご活用ください→おおきく振りかぶって感想一覧表



この記事へのコメント

  • チルハナ

    新年とっくに明けてしまってすみませんf^_^;
    遅くなってしまいましたが、今年もよろしくお願いします。

    アフタ2月号を手に取った時、波戸君フィギュア…どうしようこれ(^_^;)、 そしてヒストリエ…orzと、実は二重の意味で途方に暮れたのでした(クッスン…

    西浦の野球馬鹿ワンツーフィニッシュは三橋田島だと思っていたんですが、阿部は「殿堂入り」していたんですねw
    だからこそ、モモカンが後夜祭参加を勧めたことに、ある意味ほっとしました。彼らは高校球児以前に高校生なのですから。

    ところで『基本のキホン』本誌掲載時、榛名たちの高校は「西浦高校」だったそうですね。
    破格の扱いでしばらく物語の中心舞台となった武蔵野チームは、『おお振り』のもう一つの主役なのではないでしょうか。
    榛名と阿部はシニア時代に派手な喧嘩もしたようですが、むしろ秋丸にはそんな気迫が必要なのだと思います。
    それが出来ないのなら、野球と榛名から離れるべきなのかも知れません。

    思ったよりも早く巡ってきた対武蔵野戦が楽しみですが、負け試合に慣れ切っていた三橋が、負けたくない→勝ちたい→勝つ、と成長して行ったのが嬉しいです。
    そんな三橋のプラス思考は、田島同様にきっとチームの牽引力となっていくのでしょうね。
    2012年01月12日 15:17
  • 三森紘子

    チルハナさんへ

    コメントありがとうございます!
    わー、こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いします^^

    フィギュアすごかったですね…(笑)ヒストリエもなくって残念でした。
    でも新連載の「まじめな時間」が面白そうで、続きが気になりました♪

    >西浦の野球馬鹿ワンツーフィニッシュは三橋田島だと思っていたんですが、阿部は「殿堂入り」していたんですねw

    「殿堂入り」という言葉に笑ってしまいましたw 阿部、確かに…!
    みんながファイヤーストームを見ることができてよかったですね。やっぱり高校の思い出が野球だけじゃもったいないですもんね。

    >ところで『基本のキホン』本誌掲載時、榛名たちの高校は「西浦高校」だったそうですね。

    ええっ、そうだったんですかー! 初耳でした。
    じゃあ、ひぐち先生にとって武蔵野は西浦と同じくらい思い入れのある学校なんでしょうね。
    一時期は西浦と主役交代みたいになっていたのも、さもありなんだったのか…

    三橋の「勝つ」にはこれまでの成長がうかがえて本当に頼もしかったですよね。
    武蔵野戦、色々な意味でとっても楽しみです!
    秋丸もホント何とかなってほしいんだけど…うーんどうでしょう^^;
    2012年01月12日 22:09
  • チルハナ

    『基本のキホン』情報はWikiから得たものです。
    随時更新しているので、後から入った私にはとても重宝な情報源でした^^
    2012年01月13日 00:44
  • 三森紘子

    チルハナさんへ

    再度のコメントありがとうございます!
    なるほど、wikiですか! 最近チェックしてませんでした。私もまた巡回してみますね。ありがとうございました^^
    2012年01月13日 22:21
  • 佐和子

    今さらですが…
    明けましておめでとうございます!
    今年もお邪魔させていただきます^^

    いやー、毎月三森さんのおお振り感想が読めるのは幸せですね!!

    今月はまず…三橋が!阿部に自己主張しているー!!!と思いました。
    野球のことだけでなく、阿部に言いたいことが言えるようになるなんて、三橋成長しましたねー(ToT)
    しかし…阿部の野球以外への興味の無さったら、、、高校球児はこんなものなんでしょうか^^;
    そんなことないか…水谷みたいなのもいるし(笑)
    水谷には幸せになってもらいたいものです!お願いしますひぐち先生!!(笑)

    来月は武蔵野戦ですね!読んでて鳥肌が立ちました。
    今月号で、秋丸がなぜキャッチャーをやっているかが少し分かった気がしますが、
    いつか「榛名のせい」ではなく、自分の意志で選んだ道だと意識を切り替えることができれば、「自分のため」に野球を、キャッチャーをすることができるんじゃないかなーと思いました。
    西浦戦で、何かしらの心の変化がありそうですね!!楽しみだ~

    3月号の感想も楽しみにしております♪
    こちらは(関東地方)乾燥注意報が止まらずカラッカラしておりますが、三森さんもご自愛ください^^
    2012年01月19日 15:57
  • 三森紘子

    佐和子さんへ

    コメントありがとうございます!
    そして、今年もよろしくお願いいたします~☆
    私のほうこそ、毎月感想を読んでいただけて幸せです^^

    >野球のことだけでなく、阿部に言いたいことが言えるようになるなんて、三橋成長しましたねー(ToT)

    ほんとにそうですよね~。阿部もすぐ怒鳴るクセを改めればいいのに…とも思うのですが、そういう性分なんだからもう直らないでしょうし…
    阿部がそういう性分なんだってことを三橋が理解してくれて、本当に良かったです(笑)
    水谷はへらへらしてて一見ヘタレっぽくも見えますが、いろんなことに良く気のつくバランス感覚のいい子ですよね。
    幸せになってほしいです~水谷。

    >今月号で、秋丸がなぜキャッチャーをやっているかが少し分かった気がしますが、
    >いつか「榛名のせい」ではなく、自分の意志で選んだ道だと意識を切り替えることができれば、「自分のため」に野球を、キャッチャーをすることができるんじゃないかなーと思いました。

    そっか、うん、そうですね。榛名にどんなに強制されたって流されたって、本気で野球をやりたくなければやらなかったはずだから…
    「オレ野球好きっスよ~」っていう秋丸の言葉を、周りも本人もちゃんと信じられる時が来るといいですよね。
    ほんとこの西浦VS武蔵野戦は、いろんな成果が山ほどありそうで楽しみで仕方ないです!!

    こちら(近畿地方)もなかなか乾燥しておりますよ~、今日は雨ですけど(笑)
    佐和子さんも、どうぞ風邪などにお気をつけくださいね^^
    2012年01月19日 20:33
  • はすかわ

    こんにちは、ひさしぶりにコメントいたします。

    『基本のキホン!』の榛名たちの高校は、本誌掲載時は「浦西」です。西浦ではないです。
    正確には「浦西」という単語は出てこないのですが、
    ユニフォームの胸に「uranishi」と書かれていたのです。

    ユニ「uranishi」→「武蔵野」、トーンなし→トーンあり
    帽子「UN」→「M」、スコアボード「UN」→「M1」
    雑誌→単行本でこんな感じに修正されました。

    wikipediaは結構間違いも多いのです…
    以前はwikiでも「浦西」と書かれていたと思うのですが、
    いつのまにか「西浦」に書き換えられてしまったようですね。

    ただ、キホンでの背景は
    浦和西高校を参考にされていたりするようです。
    2012年02月16日 07:26
  • 三森紘子

    はすかわさんへ

    こんにちは、お久しぶりです!
    コメントありがとうございます☆

    >『基本のキホン!』の榛名たちの高校は、本誌掲載時は「浦西」です。西浦ではないです。
    >wikipediaは結構間違いも多いのです…

    あ、そうなんですね!
    「浦西」を見た誰かが、字が逆だよ間違ってるよ~と思って直しちゃったんでしょうか。
    wikipediaはとっても便利だけど、正しいことばかりが書いてあるとは思わないほうがいいってことですねー。勉強になりました。
    ご指摘どうもありがとうございます!

    西浦のモデルは浦和西高校…というのはどこかで聞いた気がするのですが、
    浦和西→浦西だとそのまますぎるので、連載開始時に三橋たちの高校は「西浦」となったのかもしれないですね^^
    2012年02月17日 21:14

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