おお振り感想(アフタヌーン2012年3月号)その1




両キャプテンのかわいさが甲乙つけがたかった…!!
今月のおお振りです。



☆ネタバレご注意☆

 
 
 
 

・秋大開始


ついに開幕した秋季大会、西浦の初戦の相手は武蔵野第一高校。
先攻・後攻を決めるため、両校の主将がジャンケンです。(そうか榛名がキャプテンなんだな…)
クジ運の悪さに定評のある(笑)花井、珍しくジャンケンに勝って口元の緩みを抑えきれてない!
無事西浦は後攻を取ることができました。
部屋を出てからも、(こーいうの サイサキイーって言うんじゃねーの?)と花井すごくうれしそう(かわいい)。



そんでもって、


(監督は オレらの監督だ)


という花井のモノローグのなんたるかわいさ!
オマエそれ、先月号からずーっと思ってたんか!(笑)
そんな主将の浮かれっぷりをよそに、モモカンは「打順は9番」「捕手ではあるけどどうやらサインは出してない」武蔵野のもう一人の2年生・秋丸の危うさについて指摘。


「夏大でいきなり準決を経験できた1年生には この2年生どう見えるか考えてみて」
「まァ…正直なとこ この人正捕手で大丈夫かなァ…… ですかね」
「その不安 的中させてあげようね……!(ニヤリ)」


モモカンの不敵な微笑みが冴えます…! コワイ…けど頼もしい。
そしてまた、花井が(オレらの監督は頼もしいぜ~)とか思ってるのにウケてしまった。
ほんとにうれしかったんだなー、前回のモモカンの話が。



・試合前


投球練習をする三橋の球を受けて「ナイボ!」と声をかける阿部。
その声を聴いて、(うひゃ~ なっつかし~)とベンチから眺めている榛名。
シニアの時は毎日聴いてたんだもんな。
そこへやって来た秋丸が、無言で榛名の左腕を取ってマッサージを始める。
ちょっと目を見交わすだけで通じるこのツーカーさ…


(そう 登板前に早くほぐしたかったんだよ
なんも言わなくても こういうのが通じんのはこいつだけだけど
そんでこいつも こういうのオレに対してしかできない)


内心でそう独りごちる榛名。
球種の見分けも含めて、ツーカーなこと自体はいいことなはずなんだけど。



そこに、ノック練習?をしてくれていた大河が退出のあいさつにやってくる。
秋丸の手を振り払い、大河の後を追いかける榛名。
ARC戦の後、「このチームで勝つには秋丸をやる気にさせないといけない」と皆の前で言ってから、榛名はいろいろ考えていたらしく、「コエーこと思いついて……」と大河に相談を持ちかける。


「アレ…あの 根本的な問題が」
「おお! なんかあんのか!?」
「あいつの望みって もう かなっちゃってんじゃねーかって思って……」


たとえ後輩にポジションをとられても悔しがったりしないように見える熱のなさの理由。秋丸の「望み」。
それは、「お前の腕マッサージしたり」「試合出ないでブルペンで球受けたり」「そーいうこと?」と尋ねる大河。


「はーっ スゲー自信だなオイ!」
「オレだって自信過剰のカンチガイのがいっすよ」
「野球部にいてポジションとられて悔しくねーやつはいねーよ!」
「そっすね 清水が正捕手とったらキット ツイニイヨイヨ秋丸も イチネンホッキしますよね」


自分で言いながら全然そう思ってない感じの榛名の発言に、大河も「コエーこと思いついちゃったな」と冷や汗まじりにもらす。



「あいつがスタメンにこだわらないのは
たとえば親は オレらをバックアップしてくれても試合に出たいわけじゃないでしょ
それとスゲー似てんかんじすンすよ」
「親と同じアイジョーなわけ!?」
「そんないーもんじゃないんスよ あいつの場合は
生まれながらにその役つーか 黒子つーか …もうオレの一部…みたいな……」
「………」


なんか榛名の認識が正解なように思えてきました…。
だって秋丸、さっきみたいに榛名にパッと手を振り払われても傷ついたりしてなさそう、黒子だから。
そう話しながらも、そうではないと信じたいのは大河も榛名も同じで。


「あいつだっていつかは 自分がお前の一部じゃねーって気付くだろ
あいつが気付くのと 清水が町田レベルになるのと
お前としてはどっちがいーわけ?」


大河のその問いかけに、榛名は長くためらったのち、うなだれながらぽつりと答える。


「……スンマセン
望み薄くて言えねェす…」


口にも出せない榛名の「望み」。それはやっぱり。
何度も諦めて、呆れて、放っておこうと思ったけど、やっぱり一番近いところに、望みをかけたくなる位置に、秋丸がいて。



そんな榛名の背中を、笑顔でバシィッと叩く大河。


「大丈夫だよ! お前がソレを待ってんなら!」


もう諦めてないのなら、榛名が望んでいるのなら、いつか「その日」はやってくる。
引退後もチームのことを気にかけてくれる、元主将の心強い激励でした。
ま、「大丈夫じゃなければ 来年は清水が捕ってくれるって」と付け加えるのも忘れなかったけどね(笑)



でもそれでもやっぱり、榛名も大河も、秋丸はこのチームに「絶対必要」だと思ってるんだよな。
そうじゃなかったらこんな風に悩んだり、相談したりも時間の無駄だからしないよね。
「うちはこいつをやる気にさせねーといけない」という榛名の言葉の重みを、時間差でズシッと実感させられちゃった感じがするなあ。



・プレイボール


さーついに、西浦の守備から試合スタートだよ!
久しぶりな阿部三橋バッテリーのマウンド手のひらタッチです。榛名じゃないけどああ懐かしい(笑)
二人とも調子は上々の様子。
今日は相手チームのデータがないので、打席で探りながら配球をやっていくと三橋に声をかける阿部。


「お前も打者よく見て おかしーとこあったら首振れよ!」
「わ わかった!」


(こいつにはうらぎられない
オレも こいつをうらぎらない!)



わあわあ、久しぶりにトリハダがっ…
もう遥か昔のことですけれど(笑)、「力合わせて強くなろう」と約束をし合ってから、阿部と三橋が初めて組む公式試合なんですよね、これ!
裏切られないし、裏切らない。このモノローグは、単なる事実確認でも希望的観測でも嬉しさの発露でもなく、阿部の静かで熱い誓いなのだと思いました。


「1回!! しまっていこ――!!」


さあ、阿部の復帰をむかえてオールスターで臨む、西浦再スタートの第一歩が始まります!




その2へ続く。



 



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