まとめて感想:「月光条例」18巻・「獣の奏者」6巻

・藤田和日郎「月光条例」18巻





 「愚かですね… …デクノボーです…
 でもね、私は彼になりたい。」



高勢露の正体…! とか、え…工藤サン…? とか、またも謎が謎をよぶ展開。
でも、月光が木の下に捨てられていた経緯はわかりましたね。
センセイの退場が詩的でしずかでとてもうつくしく、悲しいのにどこか心が満たされる思いがしました。
ランプの中でセンセイに再会し、「もう一回… 会いたかったんだ…」と素直に心情を吐露する月光にもらい泣き…。



対称的に、トショイインとホウソウブの見せられた幻覚は煩悩だらけで恥ずかしかった(笑)わかるだけに(笑)
月光がなんという都合のいいイケメンになっていることか。まあ本物も似たようなことやってんだけどね。



チルチル様のポージングが笑わすつもりはないのだろうけど面白すぎ、そして読み手のゆうくんがめちゃくちゃに抱きしめたいくらいかわいかったです。



17巻の感想はこちら




・原作・上橋菜穂子/漫画・武本糸会「獣の奏者」6巻





 「わたしは 自分の意志をつらぬくことができます」



表紙のイアルさんの鼻がちょっと高すぎないかと気になったけど、そのうち気にならなくなりました。
そんなことよりこの、弓をつがえて膝立ち、という姿がかっこよすぎてしばしうっとり。あああかっこいい…
衣服の下にちゃんと肉体があって、息づいていると感じられる描かれ方をしてるところが大好き。
エリンとイアルがついに出会い…かけたところで巻をまたいでしまった~、わーん続き早く読みたーい。



覚悟をもったエリンの崇高な眼差し、リランとエクの神秘的な交合のシーン、ユーヤンとの別れのつらさ、教壇に立って子どもたちに学問を教える喜び…
生き生きと描写されるそれらひとつひとつに心を射抜かれながら読みました。
「卒舎ノ試し」を首席で合格したエリンの胸に、ジョウンおじさんの姿がよぎったところでやっぱりもらい泣き…。



トムラせんぱいが相変わらずいいです。アゴヒゲも似合うね!
真王陛下がまるで少女のようなおかわいらしさだし、その真王が目を輝かせて見つめる子どもの王獣もこれまたかわいかった…。



5巻の感想はこちら




 



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