手作り欲がうずうず ~森山京「こうさぎのかるたつくり」

↑これは新装版 「あの日に返りたい」※シリーズ第7弾です。 ※ 子ども時代に読んだ本を読み返す、私が楽しいだけの試み。不定期更新。 図書館で「今日は児童書の棚を攻めるぜ」と児童書コーナーをうろうろしていたときに、天啓のように突如、 「そういえば、うさぎとかくまとかが集まってかるたを手作りする話を読んだことある!!」 と幼少期の記憶がよみがえり、すぐさま検索端末をたたいて…

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再読・三浦しをん「風が強く吹いている」(漫画版と読み比べ感想)

漫画版完結の興奮の余韻も、そろそろ落ち着いてきたので、原作の小説を再読いたしました。 いろんな方に「読んだほうがいい」と勧めてもらったし! ちょうど文庫にもなっていたし! 私は海野そら太さん作の漫画版を偏愛しておりますため、漫画版について言及せずには感想を書くことができませんでした。 なので、あまり親切な感想ではないと思います。どちらか片方しか知らないよ、という方はご注意く…

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読むしかないという幸福 ~上橋菜穂子「獣の奏者」1 闘蛇編・2 王獣編

新しい物語を読み始めるときはいつも、期待と不安がないまぜになった気持ちです。 面白いのか、つまらないのか、予想以上なのか、期待はずれなのか…、今はまだ何もわからない状態で、本を開く。 ひょっとしたら読んでいる最中よりも、この瞬間が幸せかもしれない。 そして、絶対に面白いとわかっている物語を読み始めるときも、この上なく幸せな瞬間の一つです。 「獣の奏者」は、まさにそれでありました。…

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サラユの咲く野辺で ~上橋菜穂子「神の守り人〈帰還編〉」

「だけど、わたしの生き死にを、人にどうこういわせる気はないね。」 〈来訪編〉の感想はこちら 気をつけてアスラ、その人は嘘をついているわ! だまされてはだめよー! と、ページにむかって叫びたい気持ちでいっぱいに。 後半戦も面白かったー! 読み終えるの、一瞬でした。体感速度的には。 とにかくシハナの策士っぷりがすばらしいです。 怖い! 怖すぎる! こういう…

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神を招く少女 ~上橋菜穂子「神の守り人〈来訪編〉」

…文庫化が待ち切れなくて、図書館で借りてきた。 つくづく、こんなときだけフットワークの軽い自分が嫌いではありません(笑) バルサやタンダやチャグムのことがすっかり好きになってしまって。既読分を読み返すだけじゃなくて、新しい彼らをどんどん知りたくていてもたってもいられない。 ロタ王国との国境にほど近い〈ヨゴの草市〉へタンダとともに訪れたバルサは、身売りをされようとしている二人…

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