また会ひませう ~萩野貞樹「旧かなづかひで書く日本語」

旧かなづかいは好きです。理由はなんだかオシャレだし見た目に美しいから。…すごく頭の悪そうな理由ですみません。 それに可愛らしかったりする。「~ましょう」を「~ませう」と書いたりすると、一気にレトロな可愛さが出ませんかね。 あと、初期の椎名林檎がよく使っていたし。「何卒~」とか最近は言わなくなったね。 林檎ちゃんに狂っていた時期はそういうのにとても憧れたものです。 古文の授…

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おめでとう、小林真くん ~森絵都「カラフル」

今日から師走! 早いっす。もう今年も終わりなんてめちゃめちゃ早いっす。 いつまでこたつと湯たんぽだけでいけるかなぁー。雪が降ったらさすがにもうだめだ。 森絵都の代表作とも呼ぶべきこの作品を今まで読んだことがなかった。 後輩くんが最近買って読んだというので、貸してもらいました。 彼と話すことでいつも若さを補給させていただいてるので、なんというかお姉さんは大助かりです。 …

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夜を経て ~恩田陸「木洩れ日に泳ぐ魚」

久しぶりに恩田陸の小説を読みました。 図書館の返却期限が迫っているので、急いでサラッとめの感想を… 恩田さんの醸し出す「不穏な空気」がやっぱりすごく好き。 今回も、第1節のラスト一行で「きたきた~!」と気持ちが盛り上がった。 人間は所詮、腹の中では何を考えているかわからないよ、というのがまずあって、そういう表に出さない、しんと冷たい部分を書いている。 でも、「い…

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魔に逢ふ時刻 ~森見登美彦「きつねのはなし」

久しぶりに森見登美彦を読んだ。 ずっと前に図書館で予約していたのだけど、せっかく順番がきたのに一週間のあいだ受け取りに行くヒマがなく、予約を取り消されてしまったという悲しい過去がある。 今回は連絡を受けてすぐに取りに行った。 前に読んだ二作品(「太陽の塔」と「夜は短し歩けよ乙女」)は、気真面目な文体からヘンテコさがにじみ出てくる、クスッと笑いたくなるようなあったかいお話だっ…

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どこまでも浮遊 ~ジュディ・バドニッツ著/岸本佐知子訳「空中スキップ」

以前エッセイを読んで度肝を抜かれ、一気にファンになった岸本佐知子女史。 女史の本職は翻訳家なので、一度はそっちのほうも読んでみたいと思っていた。 図書館を漁り、タイトルや表紙で面白そうなのを選んで借りました。 ちなみにエッセイの感想はこちらとこちら 普段はそもそも外国文学というのをほとんど読まない。 なぜかというと、原著→翻訳→日本語版というプロセスがどうしても…

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