もう、夢中 ~森絵都「DIVE!!」上・下

「少年はその一瞬を待っていた。」という一文で始まる。 風を読み、時をはかり、断崖絶壁から、鳥のように海面へと飛翔する少年。 物陰からそれを見つめ、「見つけた……」「まちがいない。この子だわ」と呟く一人の女。 …ベ、ベッタベタ! いかにもな冒頭シーンに、血が騒がない者がいようか。 誤解のないように慌てて付け加えるが、決してけなしているわけではありません。 筆力のない人間が書…

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有川浩「図書館内乱」を読んだ。

読めました。 書店で軒並み平積みの人気作、「図書館戦争」の続編。 平たくいうと、「検閲が行われている世界で闘う図書館員」のお話だ。 読みたい本を自由に読めない世界だったら… 読みたい本を読んだことで罰せられる世界だったら… 嫌すぎる。 そんな時代が来ませんように!! それはさておき、図書館司書志望(一応)としては、レファレンスをしている場面や中小レポートなん…

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「短歌はじめました。」を始めたい。

実はわたくし、短歌読みである。 ただし、「読み」であって「詠み」ではないところに注意。短歌を観賞するのが好きというだけだ。 それもものすごく好みが偏っていて、古今和歌集なんかに載っているような歌はあんまりわからない。 私が好んで読む短歌は、 ・現代の話し言葉で書かれている ・五七五七七が守られている ・リズムがあって声に出して読みたくなる ・意味はよくわからなくても…

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