森谷明子「七姫幻想」を読んだ。

たなばたの七姫にまつわる、ミステリ風味の7つのお話。 大伴家持や清小納言の出てくる時代の、姫たちの物語。 国文科にいたくせに、平安時代ってそれほど好きじゃないのだけど、これはわりととっつきやすく読めたと思う。 読後、得体の知れない恐ろしさが残る。 人の心の闇の深さに対してなのか。 決して恐ろしいだけではなく、また美しくもあるのだけど。 一番好きなのは、「朝顔斎…

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