恩田陸「不連続の世界」を読んだ

お正月はこれを読んでいました。 久しぶりの恩田陸ですが、うーん…他の恩田作品に比べて、特別好みというわけではなかったです。 でも読み出すと一気に読んでしまえるんですよね。そこはもう、つくづく文体が性に合ってるんだろうなあ。 「月の裏側」に登場した塚崎多聞が主人公である中編5作をまとめた本です。 「月の裏側」もだいぶ前に読んでるんだけど、正直ほとんど覚えていません…。たぶん…

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月よう日はおはなしのじかん ~岡田淳「放課後の時間割」

またもや自分でも存在を忘れていた、「あの日に返りたい※」シリーズ第5弾(たぶん…)です。 ※ 子ども時代に読んだ本を読み返す、私が楽しいだけの試み。不定期更新。 タイトルを知っているだけで、もしかして読んだことはなかったかも…と思いつつ図書館で借りてきたけど、やっぱり読んでました。 「アーモンドいりチーズ」をほおばるネズミの挿絵に見覚えがありました。すごくおいしそうだ…

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ようこそ、俺達の硝子瓶の中へ ~成田良悟「バッカーノ!2001 The Children Of Bottle」

ずいぶん間が空いてしまったぁー! バッカーノ四作目を読みました。 前作の「1932」から一気にぽーんと時間が過ぎて、2001年が舞台です。 そっか! 不死者たちが登場人物だと、こういうことができちゃうんだね。 マイザーたちがインターネットの話なんてしてる~! 新鮮でした。 北欧のとある村。「笑顔中毒者」の男・エルマーが訪れたそこで出会った少女。余所者への敵意…

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最後に残ったものは何 ~脚本・井上由美子/ノベライズ・相田冬二「パンドラ」上・下巻

ドラマ…観てません。 ちょっとだけでも観てから読みたかったのだけど、うちではWOWOWは映らないので断念しました。 なので…また的はずれな感想になっているかもです。 なんで先にドラマを観たかったのかというと、相田冬二さんが今度はどんな味付けをしてノベライズされたのかを確かめたかったから。そしてにやにやしたかったからです(笑) 映画「キサラギ」のノベライズ本がすごく良くて、…

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誠心誠意、命がけ ~浅田次郎「プリズンホテル 1 夏」

そんなに著作をたくさん読んではいないのだけれど、浅田次郎といえば、高校時代に読んだ「蒼穹の昴」がお初だった。 大学受験がひとまず無事に終わり、晴れて読書断ちが明けたとき、物語に飢えていた私が図書館で手にとったのが「蒼穹の昴」。 贅沢に時間を使って、むさぼるように読んだ。感動した。その年に読んだ本のなかではダントツで1番をつけた。 その何年か後に文庫本になったとき、もちろん買った。再…

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