手を伸ばせばふたがあく ~雁須磨子「猫が箱の中」

 (あの箱に 猫が入っている  のぞかなければよかった あんな箱  のぞかなければ 猫なんか  入ってなかったかも知れないのに) 「こめかみひょうひょう」に続き、須磨子さんBLの感想です、えへへへ。(←まだこの笑いを引きずっている) 1冊まるごと、高校生と小学生の歳の差恋愛ばなし。 これこれ、この適度な長さがうれしいのよ! かなり読みごたえがあります。 主人公の…

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聞こえるもの目に映るもの ~緑川ゆき「夏目友人帳」9巻

どうしてだろう、表紙を見ただけで、油断すると涙が出そうになるよ… 最近涙腺がゆるすぎる気がしてだめだ。こんなに泣いてばかりいては涙の価値も下がるというもの。 いつでも泣いている人が「泣けるよ!」と言ったって、誰も信用してくれませんぜ! でも泣けちゃいます。こればっかりはしょうがねえ。 寄り添って、同じ方を向いて微笑む夏目とニャンコ先生。何気ないこの構図にも、緑川先生の思いが込めら…

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土のにおいのファンタジー ~伊藤静「なんじゃもんじゃ」1~2巻

1巻の感想を書く前に2巻が発売されてしまったので、まとめての感想です。 「福助」の伊藤静さんの新作! 唯一の家族である祖父を亡くした中学生の太朗は、ある夜に村のご神木「なんじゃもんじゃの木」から女の子が落ちるのを目撃する。 慌ててかけつけてみると、落ちていたのはその子が着ていた洋服だけ。不思議がる太朗の前に現れたのは、ポケットに入るくらい小さくなった女の子だった! どうや…

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待っていてくれるひと ~緑川ゆき「夏目友人帳」8巻

やったね、末広がりの八巻! おめでとうございます! 「夏目友人帳」は間違いなく、緑川先生の代表作となりましたね。 これからも、どうか変わらぬ姿勢のままで、描き続けていってください。緑川先生の作品が素敵なのは、先生のお心が作品にそのまま表れているからなのだと思うのです。 さて内容のほうも、色々な表情の夏目を見ることができて、こんなにうれしいことはないという巻でした。 うれし…

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お見知りおきを。 ~緑川ゆき「夏目友人帳」7巻

アニメ2期、開始とほぼ同時に最新刊発売! めでたいことが続きましてうれしいかぎりです。 1期のほうは不本意ながら途中までしか視聴できてないんです。む、無念。極端に無念。 2期はちゃんと最後まで観たい! またもやOPとEDが素晴らしいなあ…。 そして原作のほうですが、妖祓い屋・的場一門も登場し、いよいよ展開は物騒な方向へ、大きく動いてゆく様相。 妖に触れ、人に触れ、人の負の…

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