物語に終はりを ~原作・京極夏彦/作画・志水アキ「魍魎の匣」4巻

ついに京極堂(Ver.憑き物落とし)のお目見え! ぎゃああ! かっこいい!! うひゃあ! これに尽きるぜ、な4巻出来です。 物語に終わりを齎す男、とは関口君の小説に出てくる文句ですが、これほど京極堂に相応しい形容はないよなあ。 この男が動き出すと、いよいよ「大詰」という気になるもの。 ほんと、赤い鼻緒の黒下駄を拝めて欣喜雀躍です(白黒だけど)。イメージそのまんま! 反閇を…

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マジカルアドベンチャー開幕 ~大高忍「マギ」1~2巻

大高忍の新刊だから、発売日はやっぱり、書店の新刊台に大きく場所をとって並べてあるわけです、ずらっと。 遠くのほうからも見えたので、よし買おう! と近づいていくと、なにやらその前に陣取る一人のお客さんが。 どうやら、たくさん並んでいる新刊を、一冊一冊、念入りに検品している様子。 なるほど、自分が買うための一番の美本を探してらっしゃるのだろう、と思い、少し待ってみたものの、検品は終わる…

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わすれられない物語に出会いましょう ~市川春子「虫と歌 市川春子作品集」

「春を見せたかった いくら食べても減らない花を」 とうとう発売…! 熱望しておりました。 アフタヌーン誌上にて忘れがたい作品群を掲載されていた、市川春子氏の処女作品集です。 奥付の初出を見たら、四季賞受賞作の「虫と歌」が2006年10月号掲載だった。3年待ちましたか。 まずは表紙をご覧ください。気になりますね。気になる方は読めばいいと思います。 それから収録作品タイ…

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死にたがりは夕暮れを待てるか ~ヤマシタトモコ「MO'SOME STING」

おも…しろい……!! 私が今まで読んだヤマシタトモコ作品(くいもの、タッチミー、ラブヘイトラブ、ジュテーム)のなかではダントツかもしれない、引き込まれ感がすごい。 一気に読んで何度も読み返してしまった! 「――なあ サギ 質問させてくれ いいか ――そうまでしてなんで生きていたい?」 「……おまえのことを…好きだと思う… …そういう… ……そういうものが少しでも長く続けば…

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走るのも、きっと楽しい ~たかぎなおこ「マラソン1年生」

(勝手に)心の師匠と仰いでいるたかぎさん、今度はなんとマラソンに挑戦! 30分のウォーキングからスタートし、ホノルルマラソンで見事完走するまでを描いた楽しいコミックエッセイです。 ほんとに、どんなことでも楽しそうにやってらっしゃるのがいい。 これ読むと「私もマラソン…始めてみようかな?」って思っちゃうもん。たぶんやらないけど(←オイ)その瞬間はそう思っちゃうもん。 ご友人…

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