映画「キサラギ」を観た。

はぁ…。
面白かった…。


1年前に自殺したアイドル・如月ミキを追悼するために集まった、ファンである5人の男たち。
なごやかに語らい合うはずだった追悼会は、「ミキは自殺ではなく殺された」という1人の男の言葉によって、思いもかけない方向に転がり出していく。
という感じの、密室会話劇。


5人を演じるのは、


小栗旬!

ユースケ・サンタマリア!

小出恵介!

塚地武雅(ドランクドラゴン)!

香川照之!


このラインナップを見ただけでも、期待は否が応にも高まるってものだ。
そして実際の出来は、期待をさらに上回る脚本であり、演出であり、役者陣の演技だった。


特に小栗旬がよかった。
クールな美形役ばかりやっているイメージがあったので、そんなに興味を持っていなかったけど、今回の役を見てすごく好きになった。
イケメンパラダイスとかに出てる場合じゃないよ! もっとこういう路線で行きましょうよ。
「よかったねぇ…」と、温かいまなざしを自然と向けたくなる、ミキちゃんマニア・家元を素敵に演じてらっしゃいました。


ユースケも小出くんも塚地さんも、自分の持ち味を存分に生かしていたし、香川さんは怪優といってもいいような存在感だったし、この5人がからんで、それぞれの魅力が5倍どころか5乗になったように感じた。
全員喪服姿というのも、スーツ好きとしては眼福でございましたし。


始めから終わりまでずっと一つの部屋の中で話が進んでいくのだけど、
光の射しこむ明るい部屋→雲行きがあやしくなり、雷雨→カーテンを閉めて暗転→カーテンを開けると夕焼け
という一連の変化が、話の展開に沿っていて、変にひねってないまっとうな演出で、とてもよいと思った。


映画を観終わる頃には、B級、C級、いやD級?アイドル・如月ミキのことを、きっと好きになっているはず。
仕事帰りで疲れてたけど、「明日もがんばろう!」という気持ちにさせてくれた映画だった。


これは絶対おすすめだと思う!
もう一回観たいなぁ…

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