映画「アヒルと鴨のコインロッカー」を観た。

待ちに待っていた公開日が、いつの間にかやってきていた。月日の過ぎるのは早いものです。
何も考えずに、「水曜だ、割引デーだ」と思って観に行ったのだけど、よく考えれば今日は1日。
映画の日。1000円均一デー。
いつもよりにぎわっていて、しまったと思ったけれど、1時間くらい前に行ったおかげで無事座って観ることができた。


大好きな小説が原作なので、期待半分・不安半分だったけど、おおむね良い映画だったと思う。
この作品は本当に、ネタバレするとだいなしになってしまうので、核心には触れずにフワフワとした感想だけ書いときます。


まず、どう考えても映像化は無理じゃないのかというこの話を、うまく映画としてひとつのお話にまとめたのはすごいと思う。
こういう見せ方もあるんだなと感心した。
冒頭の伏線とかは映画ならではって感じ。もう一回冒頭を観たいよ。


欲を言えば、琴美の内面を何らかの形でもっと描いてほしかった。
でもそれは、現在の話をメインにしている以上難しいだろうし、しょうがないだろうな。
琴美の可愛さや強さ自体はいい感じに表現されていたと思う。
めちゃくちゃ怖かっただろうに、あんなことができるなんて、なんて勇敢な、素敵な人なんだろう…。


主人公?の椎名をやっていた濱田岳という人は、見るのは初めてだけど、まさに椎名って感じですごくハマリ役だった。
人が良さそ~~な、絶対嘘つけなさそ~~なオーラが出てた。
前にいると思っていた河崎が後ろにいたときの、「はあっ?」っていう声がすごい好きだった。
彼は物語に途中参加した身だけど、その存在ってすごい大きいよなと思った。


瑛太は、どんどん好きになっていく。
最初に見たのがウォーターボーイズの生徒会長?の役だったから、いやあれもいい役だったんだけど、いまいち興味を持てなかったのだが、いろんな役をやるのを見ているうちに好きになっていった。
今回の役には泣かされた。泣いた。


あと、音楽が正統派な感じで好感もてるというか、この作品にはその方がいいんだろうなと思った。
最近は結構音楽に凝ってたり、奇をてらったり、粋でかっこいい感じを出している作品が多い気がして、そういうのも大好きなんだけど。
なんか、真摯に、質の良い映画を作ろうとしてるんだなというのを感じた。
それとも、ボブ・ディランの曲を主役にするために他はあえて控え目にしたのかな。


本当に切ない、切なすぎる物語だ。
ネタバレなんて気にせずに、思いっきり彼らの思いについて語りたい。やらないけど。
あのシーンとかあのシーンとか、映像化されちゃったらもうたまんないよ。


もう一回原作読まなくっちゃあ。
でも、原作読んでなくても楽しんで観られると思う。


原作小説の感想はこちら

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