ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」14巻感想




13巻の感想はこちら



心の隅の隅っこまで、しみじみ沁み渡ってゆくように、全身で、物語を味わいつくすように、
紙の中で生きる彼らに、感情をまるごとぶつけるようにして、その、一瞬一瞬を追い続けた。
そんな美丞戦クライマックスが、やっと多くの人の手にとりやすい形で、世に出てくれました。


14巻の内容については、アフタ掲載時の感想を読んでいただければうれしいです。(コメントを書いてくださった皆さまの熱い思いも、ぜひ一緒にお楽しみください!)


2008年1月号
2008年2月号
2008年3月号
2008年4月号その1その2



14巻、読んでやっぱり泣いて(文字通り「オーイオイ」と泣いてる自分がすごくオモシロくもあった)、震えて、
そんで自分の書いたアフタ感想も読んで、また泣いて(笑)、
あー今さら書き足すことないなあーと思った(笑)



13巻が出たときは、「やっぱ、まとめて読めるのいいなあ」って思ったけど、もちろん今回も同じように思いはしたんだけど、
やっぱりこの辺りの話は、連載を追いかけててよかったな…とつくづく思いました。
単行本単位だったら、あんな濃度の感想なんてとても書けなかっただろうし。ゼッタイムリ、途中で力尽きる(笑)
毎回、先の展開が本気でわからなくてじりじりしたけど、1ヶ月たっぷり時間があったから、いろんなことを考えることができましたし。



うん…アフタ買い続けててよかった。
毎月毎月、本誌で追いかけることができた私は幸せだったと思います。
あきらめない彼らを見て、私も本気であきらめずに勝利を願おうと思えたことは、今でも大切な記憶となって残っています。ありがとう。


では、ここらでその他についての感想を!





・表紙とキャラクター・プロフィール


表紙は美丞の教え子相手にノック中(?)の滝井と呂佳さん!
成人男性二人(あ、呂佳さんはひょっとしてまだ19歳?)、といつもに比べると地味(笑)な表紙ですが、眺めるうちにしみじみいい表紙だと思いました。
だって、呂佳さんが楽しそうに野球してるんだもの。とてもいい表紙だ。



そして14巻のキャラクター・プロフィールは、滝井と呂佳さんと三橋父と阿部父! こっちも平均年齢高い(笑)
滝井は史学科で、呂佳さんは法学科なのね。妙に納得。ん? 呂佳さん一浪か留年してるのか?
この二人、身長は20センチ近く違うのに、体重は6キロしか変わらないという…
そうか、これが「キンニクデブ」と「ミセカケゴリラ」ってわけか!!(笑)



三橋父がかわいい~、ああかわいい~!
こんな先生に教わりたかった。あ、でも「学校職員」だから先生とは限らないか。事務とかもありうる?
阿部父 社長だった ! 正直似合いすぎる(笑)
みさえは社長夫人か!(笑)
隆也は会社を継ぐのだろうか!(お父さんから名前一字もらってるし、親側はそれを望んでそうだなあ、なんとなく)
体重ギリギリ2ケタをキープしてるところに、阿部夫婦の努力がうかがえます。血糖値血糖値!



・裏表紙と帯


んもう! ごめんなさい、ここは毎回文句つけちゃってるんですが、
いつにもましての、帯のやる気のなさ…。
申し訳ないけど言ってしまおう、こんな帯だったらない方がいいと思います…。す、すみません…
アニメの宣伝しなきゃいけないからとりあえず作って巻きました、みたいな風にしか見えないんだもん…声優さんの推薦文も、普通にいいこと書いてあるのに目立たないし…



裏表紙の紹介文(というか引用台詞)も、上のスペースが空いてるんだからもうちょっとズラして配置して、帯に隠れないような配慮をすればいいのに~!
表紙の「Vol.14」っていう巻表記も、もうちょっと上に持ってこないと帯に隠れて見えないよ。隠すんだったら帯のどこかにも「Vol.14」って載せるとかしないと、表紙だけ見えてる状態じゃ何巻なのかわからないよ。
勿体ない~、勿体ないよ。うう~モヤモヤする…。
こんな事ここに書いても仕方がないのにね、すみませんです。



・カバーはずしたところのおまけマンガ


西浦の夏が終わり、応援団の夏も終わろうとしています。
応援の楽しさに目覚めて、次も絶対やりましょう! と固い絆で結ばれる団員たち! うわああいいなあ!
「応援こんなおもろいと思ってなかった!!」というハマちゃんの言葉は、そのまま私の気持ちでもあるし、
ていうか、応援しているハマちゃんたちをこそ、応援したくなるんだよなあ。
ヘニャヘニャのトランペット&太鼓ぐみが、いい笑顔してる。
そして梶さんの着ているきのこ柄のTシャツが気になる~。



・中表紙と目次


中表紙はマウンドでがんばってる三橋のワンカット。
「座って1球受けりゃあ全部わかんのに!」という阿部の切ないモノローグのコマでした。
目次はアフタの表紙になってた三橋のアップ絵ですね!
掲載時は、下のところにワイングラス持ったカラスヤさんがいたんだよな(笑)そして、後々T田さんに「三橋君の汗を飲む妖怪みたいでよかったですよ」と言われるんだよな(笑)



・巻末おまけと15巻予告


おまけページは13巻に引き続き、ボークについてのレクチャーがみっちり展開されています。
これ本気でスゴイなあ…どんだけ労力かかってるんだろ。この調子で1冊書かれた野球のルールブックが発売されればいいのにな(笑)
図解の黒い人(ピッチャー)が三橋だと思うと、かわいい…。アセってる…。
予告ページは、またもやシンプルに甲子園球場を描いた1シーンで、花井のモノローグ(だったかな?)が印象的に響く。
15巻も名場面だらけです、楽しみだ!!



・雑誌掲載時とコミックスでの違い


もっといっぱいあるとは思うけど、気づいたところだけ覚え書き。(というか、自分のアフタ感想を読んで気づいた分だけ)

★応援スタンドに礼をしたあとの西広が膝をついてないのと、栄口の表情が見えるようになってる。
これ、結構な描き直しだな~。1年の夏大にしてはやりすぎだってことで、変えたのかな?
★試合終了のときの審判の「美丞大狭山高校!」という声が「ゲーム!」になってる。これは実際の作法に合わせたのかな。
★鹿島の「イチイチ来んなっ」「またきたっ」になってる。「イチイチ来んなっ」もかわいくて好きだったんですけど(笑)、「またきたっ」のほうが愛があるかな。
★背番号9が二人いたところが、ちゃんと一人になってた、よかった(笑)



・感想補足


書き足すことない、と言いつつどうしてもガマンできず(笑)
本当に本当に大好きなのが、9回に鹿島→竹之内にリリーフになったときの、鹿島が倉田に向けてみせた笑顔です。
アフタ感想でも書いたけど、あの笑顔は倉田のための笑顔なんだよね、間違いなく。
すごくすごく、すご――――っくいいシーン。ひぐち先生はどうしてこんな場面をお描きになることができるのだろう…
それから、今巻で最も熱かったのは、9回裏が始まるときの西浦の円陣シーンでした。
何度見ても、何度読んでも、ただただひたすらに胸を打たれるのです。
とびっきりの特別を、どうもありがとう。




14巻の続きが今すぐ知りたい! という方は、よかったらこちらのアフタ感想をどうぞ↓

2008年5月号その1その2
2008年6月号その1その2
2008年7月号その1その2
2008年8月号その1その2



 

"ひぐちアサ「おおきく振りかぶって」14巻感想"へのコメントを書く

お名前:
メールアドレス:
ホームページアドレス:
コメント: