夢の舞台 ~ツジトモ「GIANT KILLING」20巻





 「私はずっと
 ピッチに立ちたかったのだ……」



…………すみません、14~19巻の感想もまだ書けていないのに、
先に最新刊だけ感想あげちゃいます!(記憶が新鮮なほうが書きやすいから)
「順番に感想読みたかったのに!」という方、(そんな熱心に読んでくださってる方はそういらっしゃらないとは思いますが)
大変申し訳ございません。読み飛ばしてくださいねー。




 

20巻はETU対山形モンテビアの試合、そしてサックラーの過去話でしたね。
今でこそ山形の監督に就いているが、プレーヤーとしての経験はほとんどないサックラー。
サッカーへの情熱とは裏腹に選手の才能に恵まれず、いつしかボールを蹴ることをやめてしまった。
けれど諦めたつもりでも、ピッチへ立つのを諦めきれなかった自分の思いに気づかされてくれたのは、ピッチを縦横無尽に駆け回るプロデビュー間もないタッツミーの姿だった…。



なんというドラマチックな…! サックラーにとってタッツミーは、恩人であり憧れの対象であり、そして肩を並べて立ちたいと願う好敵手でもあったのですね。
ルーキーの頃からタッツミーはそうさせる魅力を放っていた、ということなんだろうけど、
だからといって誰もがタッツミーを見てサックラーと同じ道を目指せるわけでもないのだよね。
サッカーの監督を目指すきっかけを作ったのはタッツミーかもしれないけど、
親を説得し、クラブのアルバイトから始め、熱意をもってチャンスをモノにしていったのはサックラー自身の努力。



この「夢の舞台」は、奇跡でも何でもなくて、サックラーが進んだ結果なんだ。
サックラーがその手でつかんだ夢。
でもその夢はまだ叶っていない。叶えるのはこれからだ。



(ところで、達海監督と佐倉監督の呼び名については、
19巻の欄外オマケじゃないけど「いい歳した大人がタッツミーとかサックラーって…」という感じですが(笑)、
脳内でこう呼んじゃってるのでこのブログでもこの呼び名で通させていただきます…)



前半戦、攻めあぐねているように見えたETUが、実はそれも策のうちで虎視眈眈とチャンスを狙っていたとは! ぞくぞくしました!
でもこういう作戦も、「今」のETUじゃなきゃ成功しなかったんだろうなあ。
タッツミーを中心に、チーム全体がものすごく良い方へ向かっていることの証な気がして、頼もしいやら嬉しいやらでほんとにぞくぞくです。



山形も本当にいいチームに見えます。これだけたくさんのチーム、何十人もの選手を登場させておいて、よくもまあこんなにキャラクターの個性を立てることができるなあツジトモ先生!
ハーフタイムのサックラーはよかったなあ。手、痛そうだけど(笑)
小森システムは果たしてうまく機能するのか!?
勝負の行方が楽しみすぎてしょうがない。もうどっちが勝ってもいいや、この試合に関しては!



今巻の最萌えシーンは、眠気を覚ますため有里ちゃんによって水に顔を突っ込まれたタッツミーの「ぶぼばぼぼぼぼ~~っ!!」でした(笑)
もう有里ちゃん最高だよかっこいい! ナチュラルに「タッツミー係」みたいになってる、モエ!!
あと、アシスト&シュートで1点取った清川と世良がお互いに駆け寄ろうとしたところで、それぞれ他の選手に「ドシャー」とわやくちゃにされるコマもスキ。全身でぶつかってるクロかわいい、モエ!!



10代のピチピチしたタッツミーとか、あの頃のまま大人になったのね~っていうのがわかる素朴な少年時代のサックラーとかが見られて幸せでした。
若いころのケン様も! ケン様、いついかなる時もホントにステキです。
今回ベンチ外だからっていじられまくって泣いてる椿もかわいい!
「なんかもうマリオみたい」な瀬古もいい!(笑)



 

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3~4巻の感想はこちら
5~7巻の感想はこちら
8~10巻の感想はこちら
11~13巻の感想はこちら



14~19巻の感想も書く気でいます。この期に及んでまだ…!


 

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