長ぇ夜になりそうだ ~雲田はるこ「昭和元禄落語心中」2巻
「できねぇ時?
そん時ゃ諸共 心中だよ」
とんでもないヘマをしてしまったおかげで八雲師匠から破門を言い渡された与太郎。
側にいさせてくれと懇願する与太郎に、師匠が話し始めたのは、
八雲と助六、二人がまだ襲名前だった頃の約束の噺。
彼らの秘められた過去とは如何に? どんどん!
いや~~…もう…面白すぎます。
与太郎ポカ→破門のピンチ→過去話突入と、飽きさせない展開に加えて、
落語自体にちゃんとページが割かれているのもポイント高いで..